先週の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
下記固定ページへ掲載
IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

その他(ニュース記事等)
米国 経済
米国 金融政策/為替・金利相場
- 米30年債利回りが5%に到達-2007年以来 ※【10/4】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 為替介入巡り市場の疑心暗鬼続く、政府当局者が相次ぎ明言避ける ※【10/4】Bloomberg
- 米国債と米ソブリン格付けにリスク高まる、マッカーシー下院議長解任 ※【10/4】Bloomberg
その他 欧州、新興国等
現在のポジション

一週間の振り返り
- USD/JPY・・・週初149円台後半で始まり、10/3に150円台を突破するも、10/3 23時頃に突如147.40円まで急落。急落について、日銀介入だのなんだのと噂がとびかっているものの原因は判明せず。月末の介入実績を確認するまではなんとも言えず。なお介入でなければ投機勢のストップロス狩りだろうね。その後週後半まで148円~149円のレンジ相場。
- TRY/JPY・・・週初の5.445近辺から5.37近辺まで下落。ただその後は持ち直しているように見える。
- 米短期・長期金利・・・2年債がレンジ相場で推移する一方、10年債の利回りが上昇しており、2年債と10年債の利回りの差が先週よりもさらに縮まった。そろそろ逆イールドが解消しそうな雰囲気。そろそろ何らかのショックに備えるべきかな。
- IMM投機筋ポジション・・・円売りと円買いがそれぞれ増えるもわずかに円売りが多いため、NETポジションは下落。
8月までの相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合は、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
10/9週の取引計画について
10/2週は10/3のドル円の一時的な下落と米雇用統計が好調だったことを踏まえ、週を通じて147~150円台を大きく上下。週末時点では149円台となっている。米国債の逆イールドの解消が見えてきており、直近1年の間に何らかのショックが発生するかもしれない。身構えておく必要はあると思う。
その他、10月に入ってイスラエルとパレスチナの間でほぼ戦争と言えるような戦闘が続いている。
この件についてトルコが仲介をすると名乗りを上げているらしく、ウクライナとロシアの仲介を担っている件も踏まえると割と重要な役を担っている国なのではと思う。
その他10月8日週にトルコ中銀エルカン総裁が、海外投資家(ブラックロック、JPモルガン、ドイツ銀行の関係者ら)との会合を開くとロイターが報道。ここ最近は政策金利も25→30→35と上げてきており、正常な金融政策だと格付会社も評価していることからトルコリラの動向にも期待が持てると考えている。
先週に岸田総理が発表した「新しい資本主義の推進」について、日本総合研究所がツイートで着目していた「資産倍増プラン」の金融教育についてメモ。なにやら先行して金融教育に取り組んでいるフィンランドの例として以下3点に着目しているとのこと。
①目標の細分化・体系化、②ライフステージごとの教育機会、③ゲーム要素の取入れ
特に③は僕がやってみたいと思っていたことなんだよね。日本人がよくやっているスマホゲームのひとつとして金融教育になるようなゲームを展開し、興味を持ってくれた人の金融リテラシーを向上させるとか。
前提として、自分が金融教育により利益を上げていることが必要だと思っているのだけど、直近1年の自分の投資結果はひどいの一言に尽きるので、夢半ばなのだけど。
ただ失敗経験を積んでいるという意味では経験者ではあるので、金融リテラシー向上を目的としたスマホゲームの開発には携わってみたいものだね。
コメント