記事を書こうとしてみて
為替相場の鳥瞰図というブログのタイトルにしたものの、いざブログへ記録しようとしてみると、データのグラフの整理ができておらず、載せる情報に四苦八苦。相場情報の収集だけして整理をしてこなかったことを悔やみます。
6/13の為替相場の鳥瞰図
今日は6/13時点の為替相場の状況と、状況を踏まえた私のポジションなんかを書いてみたいと思います。
なお”鳥瞰図”なんて聞きなれない言葉を使うからにはどんなご立派な文章を記載するのかと思われる方がいるかもしれません(いないかな?)が、私は経済の専門家でもなんでもないので、一人のギャンブラーの戯言だと思って斜め読みしていただければと思います。
USD/JPYの現状
現在、私は主にUSD/JPYペアで取引をしているため、同ペアについて記載します。

チャートからわかること
チャートはUSD/JPYの日足(2022/1~2023/6/13)の状況。
- 2023年に入り、一度は128円を切る場面もありましたが、3月の金融不安も消化して順調に上昇
- 6月に入ってからは、経済指標の弱さを懸念し、上値を抑えられている状況。
- 2022年始めの114円から見て、2023年1月の調整を挟みつつ順調に上昇を続けている。
米国の債券相場の状況
債券も通貨と同様、米国の債券だけを掲載します。
①米国債(1年)利回り

②米国債(2年)利回り

③米国債(5年)利回り

④米国債(10年)利回り

USD/JPYの取引をしているのに、なぜ米国債のチャートを載せるかというと、ドルが米国債の利回りと連動する傾向があるからです。
チャートからわかること
- 米国債の利回りは、全体的に2021年末よりも上昇を継続しており、ここ数か月は頂点に張り付いているか、高値圏を推移している。
IMM シカゴ通貨先物(円)投機筋(Non-Commercial)のポジション
IMMの投機筋ポジションは、チャートを転載できるソースが見つかりませんでしたので、現在、どのようにブログへ反映させていくかを検討中です。取り急ぎ直近1か月のチャートを載せます。
基準日 | 投機筋ポジション (円買い) | 投機筋ポジション (円売り) | NETポジション |
2023/5/16 | 29,494 | 94,285 | 64,791 |
2023/5/23 | 36,760 | 117,420 | 80,660 |
2023/5/30 | 40,738 | 136,929 | 96,193 |
2023/6/6 | 34,151 | 138,968 | 104,817 |
表からわかること
- 投機筋のポジションは円売りに傾いており、特に直近1か月で円売りポジションが積み上がっている。
その他付加情報
後々、情報ソース(過去に読んだ本だったりyoutubeの解説動画、ニュース)より、下記認識です。
- 米国や中国、欧州と、コロナ下での金融緩和後に始まった金融引き締めの効果により景気がじわじわ沈静化している。
- 6月は欧米金融機関の中間決算の締め日であることから、現在までに投機勢が積み上げてきたポジションが解消されやすい状況にある。
情報を踏まえての今後の為替相場の予想
状況 | 想定されるUSD/JPYへの影響 |
USD/JPYのチャートが高値圏で停滞 | 調整による下落 |
米国債が高値圏で停滞 | 巻き戻しによる下落 |
季節が6月中旬であり中間決済に向けての手じまいシーズン | 調整による下落 |
米国、中国、欧州の景気停滞 | レンジ相場 |
上記以外にもyoutubeやニュース記事からは上昇と下落それぞれの様々な情報が出ており、必ず下落するはずだ、と言う気はありませんが、個人的にはそろそろ下落トレンドに入る可能性が高いと考えており、それを想定したポジションをとっている次第です。
以上がギャンブラーの戯言です。
取り急ぎはこの後発表されるCPIの結果を見て、下落がいつ頃になりそうか、予想していきたいと思います。
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