2023/6/28 為替相場 雑記

為替相場

USD/JPYの相場に影響を与えそうな、指標やニュースの記事、雑記をメモ。

米国の各指標

USD/JPYの状況

USD/JPY 15分足

USD/JPY 日足

米国債の状況

米国債(2年)利回り

米国債(10年)利回り

前回からの変動
 2年 ・・・4.720→4.731に上昇
 10年・・・3.752→3.737に下落

IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション

基準日投機筋ポジション
(円買い)
投機筋ポジション
(円売り)
NETポジション
2023/5/1629,49494,285-64,791
2023/5/2336,760117,420-80,660
2023/5/3040,738136,929-96,193
2023/6/634,151138,968-104,817
2023/6/1337,088141,064-103,976
2023/6/2032,244139,900-107,656
単位:枚

IMMの表からわかること

  • 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
  • 6/13→6/20の一週間で円買いも円売りも微減。ということはポジション解消が進み始めたということ。この動きは6月末にかけて進むと予想。

その他(本日のニュース記事等)

Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)

現在のポジションとポジションメイクの理由

現在のポジション

6/28の早朝に144.15で再作成したショートポジションがあったのだけれど、16時過ぎの欧州時間の円安相場の動きであっけなく消失。先ほど144.23まで上がったところで再度ショートポジションを作成。

ポジションメイクの理由

6月中のポジションメイクの理由は後述のとおり。近々下落相場に入るとは思うんだけれど、それがいつになるのかが読めず、とにかく上がったとこでショートするしかない。直近だと6月末までの次週1週間が最も確率が高いと想定。一方で7月に入った場合には長期戦になると想定されるため、ポジションは解消して様子見をする予定。

  • 米国や欧州、中国の景気の減速が徐々に進行
  • IMM投機筋が積み上げているJPYショートの巻き戻し
    (6/13の雑記のIMM投機筋ポジション参照)
  • ヘッジファンドの米国債のショートの巻き戻しを期待(※2)

※2 Bloombergの6/12の記事より
  「ヘッジファンドの債券弱気派、米国債のショートポジション拡大続ける」

コメントと今後の予想

本日、日中は143.90~144円近辺をうろうろ。16時以降の欧州時間に円安になり144.25まで上昇するもその後急落し、143.80台。恐らく円買い勢を狙ったストップロス狩りの動きと、22:30からの各金融総裁(米国パウエル議長、欧州ラガルド総裁、日本植田総裁)の発言でのサプライズを警戒してのポジション調整によるものかなと推測。

恐らく22:30近辺で相場が大きく上下すると思うので、ポジションは小さめに。なお今日の発言で植田総裁が現状の円安に対して何のコメントもしなかった場合、急激にドル買い円安となる危険がある。

小さく持っているショートポジションは、もちろん指値による損失カバーも忘れずに設定。

さてドル円ショートに賭ける期間である6月もあと残り2日。資本金を削りきらないよう注意しながら7月以降の投資の計画を立てようと思う。

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