2023/6/29 為替相場 雑記

為替相場

USD/JPYの相場に影響を与えそうな、指標やニュースの記事、雑記をメモ。

米国の各指標

USD/JPYの状況

USD/JPY 15分足

USD/JPY 日足

米国債の状況

米国債(2年)利回り

米国債(10年)利回り

前回からの変動
 2年 ・・・4.731→4.886に上昇
 10年・・・3.737→に3.860に上昇

IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション

基準日投機筋ポジション
(円買い)
投機筋ポジション
(円売り)
NETポジション
2023/5/1629,49494,285-64,791
2023/5/2336,760117,420-80,660
2023/5/3040,738136,929-96,193
2023/6/634,151138,968-104,817
2023/6/1337,088141,064-103,976
2023/6/2032,244139,900-107,656
単位:枚

IMMの表からわかること

  • 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
  • 6/13→6/20の一週間で円買いも円売りも微減。ということはポジション解消が進み始めたということ。この動きは6月末にかけて進むと予想。

その他(本日のニュース記事等)

Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)

現在のポジションとポジションメイクの理由

現在のポジション

6/28のポジションもあっさり陥落。21:30の米国指標が好調だった際に上昇したところでショートポジションを再設定。

ポジションメイクの理由

6月中のポジションメイクの理由は後述のとおり。近々下落相場に入るとは思うんだけれど、それがいつになるのかが読めず、とにかく上がったとこでショートするしかない。直近だと6月末までの次週1週間が最も確率が高いと想定。一方で7月に入った場合には長期戦になると想定されるため、ポジションは解消して様子見をする予定。

  • 米国や欧州、中国の景気の減速が徐々に進行
  • IMM投機筋が積み上げているJPYショートの巻き戻し
    (6/13の雑記のIMM投機筋ポジション参照)
  • ヘッジファンドの米国債のショートの巻き戻しを期待(※2)

※2 Bloombergの6/12の記事より
  「ヘッジファンドの債券弱気派、米国債のショートポジション拡大続ける」

コメントと今後の予想

6/29の日中は昨晩の日米金融当局の政策継続の演説を受けて144.50円台まで上昇。その後欧州時間に入って多少下落するも、21:30に発表された失業保険関連の指標やGDPが好調だったことで144.90近辺まで上昇。その後多少下落するも、現在6/30 0:30時点で144.70円台をうろうろ、という状況。

ドル円ショートに賭ける期間である6月も明日が最終日。資本金は削りに削られあとわずか。もとの資金まで回復させるのは数年レベルになるだろうなぁ。

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