一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 【米国市況】2年債利回り急低下、PPI下振れ-ドル一時144円36銭 ※【1/13】Bloomberg
- 米PPI、前月比で3カ月連続の低下-利下げ観測が再び強まる ※【1/12】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- FRBは利下げを、据え置けばハードランディングに-ミスラ氏 ※【1/13】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 【債券週間展望】長期金利は低下か、日銀の早期政策修正観測が後退 ※【1/12】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- 米軍、フーシ派のレーダー施設を新たに攻撃-英軍は参加せず ※【1/12】Bloomberg
- 反米勢力「抵抗の枢軸」連携、イランの筋書き通りに-フーシ派が存在感 ※【1/13】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・今週も先週に引き続き、ドル円の下落の動きはなくレンジ相場。週初に144円前半だったが、そのまま週末まで144近辺を行ったり来たり。
- TRY/JPY・・・ドル円と同様に4.80近辺のレンジ相場。
- 米短期・長期金利・・・ドル円は上昇しているものの、米国債の利回りは長短ともに下落。合わせて長短金利の乖離幅が縮小。この動きは過去にあまり例がない。リスク回避のドル買い、米国債買いが進んでいるのかな。
- IMM投機筋ポジション・・・円の売り買いが増え、結果としてプラマイ0。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
ドル円の下落は先週に引き続きストップし。今週は144円近辺でのレンジ相場となった。
トルコリラの状況について、下落がストップしたことでトルコリラ買いポジションが増えていることがわかる。(下のグラフ参照)

なおトルコリラ/ドルの動きを見ると、トルコリラはドルに対して弱くなり続けている。特に1/12(金)の午前中に急落があったことがわかる。(下のグラフ参照)

トルコリラはまだまだ弱い状況が続くかな、と予想。しばらくは様子見。
エントリのタイミングとしては、トルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミングかな。
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