一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米PPI、9月は前月比横ばい-ガソリン価格が下落 ※【10/11】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- 米利下げへの確信度合い、一段と低下-据え置き論浮上で米国債揺れる ※【10/12】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- ベイン、富士ソフトへのTOBで法的拘束力ある提案-1株9450円 ※【10/12】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- フランス格付け見通し「ネガティブ」に、財政赤字拡大-フィッチ ※【10/12】Bloomberg
現在のポジション
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・今週はほぼレンジ相場。週初148円台から149円台前半まで微増。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
- TRY/USD・・・レンジ相場に近いものの、じりじり下落しているように見える。
- 米短期・長期金利・・・2年金利<10年金利の状態は継続するも、ほとんど差はなし。債券金利は情報の流れ。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いポジション減少の流れが継続。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週はいずれの相場もレンジ相場に近く、上下に動きながらも大きな動きはなかった。
トルコリラの買いポジションはじりじりと上昇。TRY/JPYが微増しているので、買われているのかも。

先週の建玉減少分は、今週の増加で相殺された形。数か月スパンで見れば8月の下落以降、トルコリラ建玉数量は上昇の流れ。TRY/JPYも9月後半から上昇の流れになっているため、安心感から買われているのかもしれない。
ただ、そういう時ほど危ない。急に流れが変わって売り仕掛けが始まることはよくある話。トルコリラの買いポジションが相当な量溜まっているので、どこかでロスカット狩りが実行されて250,000辺りまで建玉がなくなるまで続くかなと予想。危ないのは、米大統領選挙が終わって相場参加者が油断しそうな11~12月頃が危ない。同時期にトルコ中銀が政策金利の引き下げを行う見込みで、その前後で暴落が発生するのでは、と想定している。ただ米利下げが進まなそうな気がしてきたので、来年8月とかそういうタイミングでの下落になる可能性もある。長期投資の計画なので、別に急いで投資する理由もなく、基本的にはしばらく様子見を予定。
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