2024/11/4週の振り返りと次週の取引計画

為替相場

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

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現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・米大統領選挙を前に152円近辺をうろうろしていたけれど、投票の集計が始まりトランプ氏の有利がわかると急上昇し、一時154.50円台まで上昇した。その後、恐らく利確による下落が始まり、週末時点で152.50円台と週初とほぼ同じ水準となり終了。
  • TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
  • TRY/USD・・・ドル円の動きに引っ張られながらも、徐々に下落。
  • 米短期・長期金利・・・2年金利10年金利ともに上昇。
  • IMM投機筋ポジション・・・先週に引き続き、円売りポジションが増加。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

今週のイベントとしては、米大統領選挙(トランプ氏勝利)とFOMC(0.25利下げ)があったけれど、週を通じてみるとどちらのイベントの影響も長続きはせず、終わってみれば週初と週末でドル円の水準はほぼ同じだった。

トルコリラの買いポジションは、先週に引き続き増加。TRY/USDは引き続き下落。トルコ中銀がインフレ見通しを引き上げたようだけど、これだけトルコリラが下落を続けていれば、引き上げざるを得ないと思う。びっくりするぐらいトルコリラは売られてるよね。買ってるの日本人の個人くらいじゃないかな。

今回、米大統領選挙の結果を受けて僕が持っていたTRY/JPYポジションが大きく利益を出していたので、今後情勢が不安定になる&読めなくなるのを見越して、ポジションは全て決済。
あとUSD/JPYが急上昇しすぎに見えたので、USD/JPYの売りポジションをメイク。利益でているけど、来週いっぱいはこのまま様子見する予定。

トルコリラの買いポジションが溜まっている状況は継続。ロスカット狩り待ちの状況は変わらず。TRYを買うとしたら暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングと考えているけれど、もしかしたら2025年後半とかまだまだ先のことなのかもしれない。直近だと、米大統領選挙が終わって相場参加者が油断しそうな11~12月頃が危ないと考えている。

トルコ中銀が12月頃に政策金利の引き下げを行うと想定していたけれど、先日トルコ中銀が今後のインフレ見通しを上方修正したことを踏まえると、今年中の利下げはないかも。いずれにせよ長期投資の計画なので、しばらくは様子見。

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