一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)
先週から更新なし
一週間のニュース記事
米国 経済
- 米PPI、1月は総合とコアがともに予想上回る-インフレ根強く ※【2/16】Bloomberg
- バーFRB副議長、商業用不動産リスクに当局は「細心の注意」 ※【2/16】Bloomberg
- 米住宅着工件数、20年4月以来の大幅減-許可件数も落ち込む ※【2/16】Bloomberg
- 【米国市況】株・国債ともに下落、PPI上振れ-ドル一時150円65銭 ※【2/17】Bloomberg
- 米消費者マインド3カ月連続で改善、先行き楽観-ミシガン大調査 ※【2/17】Bloomberg
- 不動産市場のシステミックな信用事由、ファンドマネジャー警戒強める ※【2/18】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- なし
その他 欧州、新興国
- ロシア反体制派ナワリヌイ氏、獄中で死亡-米欧はプーチン氏非難 ※【2/16】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・先週に引き続き今週も上昇。150円台まで回復。
- TRY/JPY・・・ドル円に追従して若干上昇するも、上昇は長く続かず下落。先週に引き続きほぼレンジ相場で4.86円台で推移。
- TRY/USD・・・ドルに対して下落し続ける流れが継続。
- 米短期・長期金利・・・長期金利・短期金利ともに、先週から引き続き上昇。逆イールド解消の兆し見えず。
- IMM投機筋ポジション・・・今週は発表なし。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
ドル円は上昇の流れ。何らかのトラブルがない限りはこの流れが続くのだろうと思う。
トルコリラは、対ドルで下落が続いている。一方TRY/JPYは下げ止まっているように見える。
なおトルコリラのポジションの増加はひと段落。

相場の転換点はまだ来ていないと思われ、来週もいつも通り様子見する予定。
以前にも書いたとおり、エントリのタイミングとしてはトルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミング。
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