2024/3/11週の振り返りと次週の取引計画

為替相場

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 金融政策/為替・金利相場

  • なし

日本 金融政策/為替・金利相場

その他 欧州、新興国

現在のポジション

なし

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・先週の下落の流れから完全に反転。今週は週を通じて上昇の流れ。週初の146円台から週末には148円台後半まで上昇した。
  • TRY/JPY・・・ドル円と同じような動きで週を通じて上昇。ただしドル円の上昇ほどは強くない。週初の4.55円近辺から始まり週末は4.6円台を回復。
  • TRY/USD・・・週を通じて下落も最後の最後で少し反発。
  • 米短期・長期金利・・・ドル円の上昇に合わせて長期金利・短期金利ともに上昇。逆イールドの解消は見られず。
  • IMM投機筋ポジション・・・先週から続いている円売り解消の動きが継続。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

3/11週が春闘の集中回答週だったのだけど、結果を待たずドル円は上昇を開始し、週末にかけて上昇を続けた。春闘の結果は5%超えと日銀のマイナス金利政策の解除には十分な結果で、実際に来週の政策金利決定会合でマイナス金利解除の見通しとの報道があった。

そんな日銀の報道に反してドル円は上昇を続け、週末には148円台で推移。謎だなぁ。やっぱりニュースや思惑とかの報道で売り買いするのは無理だね。

トルコリラは、ひたすら下落する動きを継続。円が下落しているので若干上昇するも、そこまで上昇はせず。週の半ばで一時TRY/JPYが4.35近辺まで下落するタイミングがあり、そこで振り落とされたTRY/JPY保有者がいたのか、久しぶりにTRY/JPYの建玉数量が減少した。

TRY/JPYの建玉数量が減少したといっても、とてもわずか。やっぱり建玉数量が異常に膨らんでいる状況は相変わらず。まだまだ下がりそう。

以前にも書いたとおり、エントリのタイミングとしてはトルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミングとし、来週も様子見。

コメント