一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米PCE統計「強弱混在」、慎重なFOMCを変えず-市場関係者の見方 ※【3/30】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- パウエル議長、「利下げを急ぐ必要はない」-慎重姿勢繰り返す ※【3/30】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 今の円安の動きは「反対方向という意味で強い違和感」-神田財務官 ※【3/29】Bloomberg
- 【日本株週間展望】続落へ、高値圏で買い控え-政府の為替介入を警戒 ※【3/29】Bloomberg
- 日米がAI・半導体で連携強化、首脳会談の共同声明原案-報道 ※【3/30】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- 中国の製造業活動、半年ぶりに拡大-景気安定化を示唆 ※【3/31】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・3/27に152円に迫った際、財務省と金融庁、日銀が3者会合を開催し、円安を牽制。結果、ドル円の上昇は止まり、週末まで151円台でレンジ相場で推移。
- TRY/JPY・・・先週、トルコ中銀により政策金利が引き上げられ、下落相場が終わったかと思いきや、今週は下落相場へ逆戻り。週を通じて下落。
- TRY/USD・・・下落相場再開。TRY/JPYと同じ動き。
- 米短期・長期金利・・・長短金利ともにレンジ相場。逆イールドも解消せず。
- IMM投機筋ポジション・・・先週からの円売りの動き継続。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
先週3/19に日銀がマイナス金利の解除を発表したけれど、日米の金利差は圧倒的なので今週も円安の動きが継続。そんな中3/27に152円台へ近づいたことで財務省、日銀、金融庁が円安けん制したことで151円台でレンジ相場となった、というのが今週のドル円の動き。ただ、金利差がこれだけある状況で円安の動きを止めるのは難しいと思う。介入するにしても円高時代みたいに円を刷って売ればいいってわけではなく外資で円を買わなければいけないので有限だよね。
トルコリラの方は、トルコ中銀がサプライズの利上げの効果はあっという間になくなり、下落の流れが再開。何をやっても下落の流れが止まらず、トルコ中銀も少しかわいそうだよね。

そんな中、トルコリラ円の建玉数量は増加。50%はなかなかな金利だものね。とはいえ、建玉数量が大きすぎてポジション作るのは怖いので、来週も特に動く予定はない。
以前にも書いたとおり、エントリのタイミングとしてはトルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミングとし、来週も様子見。
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