一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 3月の米雇用者数は30万3000人増、1年ぶりの大幅増-失業率低下 ※【4/5】Bloomberg
- 【米国市況】株反発、強い雇用統計で景気楽観論強まる-151円60銭台 ※【4/6】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- 為替の過度な動きに適切に対応、あらゆる手段を排除しない-岸田首相 ※【4/5】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコ大統領、地方選で敗北-イスタンブール市長選は野党が勝利宣言 ※【4/1】Bloomberg
- 米財務長官と中国副首相、中国の過剰生産能力巡る協議開始で合意 ※【4/6】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・先週の円安けん制の成果か、米雇用統計が好調でも151円台をキープして終了。
- TRY/JPY・・・4/1に4.7円台まで謎の急上昇。一時下落するも週末にかけて上昇し、4.7円台をキープして週を終了。
- TRY/USD・・・TRY/JPYの動きとほぼ同様。週を通じて上昇。
- 米短期・長期金利・・・長短金利ともに上昇。逆イールド解消の動き見えず。
- IMM投機筋ポジション・・・先週からの円売りの動き継続。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
先週の、財務省・日銀・金融庁による円安けん制の効果がまだ続いている状況。米雇用統計が好調だったにもかかわらず151円台でレンジ相場。どうせ152円台まで円安が進むんだろうなと想定していたので、意外な値動き。
トルコリラの方は、イスタンブール市長選は野党が勝利したようで、エルドアン大統領の支持率が落ちていると見られている。それにしても、金利を上げるよりもエルドアン大統領の退陣期待の方がトルコリラ高につながるとは。エルドアン大統領=トルコリラ安って見られているってことよね。

もう一つ意外だったのは、トルコリラ高のタイミングでトルコリラの総建玉数が減少したってこと。
つまりはトルコリラの売り建てポジションがある程度あったってことだよね。
そう考えると、ポジションを持つ基準にしている「300,000以下」は見直さなきゃなのかもしれない。
どこかに売りポジ、買いポジの比率が公表されていないかなぁ。
なお4月に入って日経平均が下げ続けている。4万円台を切り、その後も下落している模様。

一般的に4月は方向性が決まらず上下する時期を言われている。6月末の米国決算時期へ向けたポジション解消の動きも警戒しなければいけないことを考えると、しばらくは様子見か。
以前にも書いたエントリのタイミング、「トルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミング」については、7月以降に少し見直しをする予定。取り急ぎ来週も来週も様子見とする。
コメント