一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 【米国市況】株は上昇、インフレ鈍化への期待でードル156円台後半 ※【5/25】Bloomberg
- FRB重視の基調的インフレ指標、4月は鈍化か-進展幾分示唆も ※【5/26】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- 長期金利は市場で形成されることが基本-1%台に上昇で植田日銀総裁 ※【5/25】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- 米欧景気の相違、物価・金融政策見通しにも影響-イタリアG7会合 ※【5/24】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週初の154円台から週を通して上昇し、週末時点で156.9円台まで上昇。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・週を通じてレンジ相場。
- 米短期・長期金利・・・長期金利がレンジ相場な一方、短期金利は上昇。長短金利幅は広がった。
- IMM投機筋ポジション・・・先週までは円売りポジションが減っていたが、今週に入り円売りポジションが増加。円売りトレンドに戻ったように見える。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週のドル円は一方的な上昇相場となった。このままいくと、GWの為替介入がなかったことにされる(160円台回復)のは時間の問題か。
トルコリラの方はドル円につられてTRY/JPYも上昇したものの、TRY/USDを見るとレンジ相場で大きな動きなし。
ただしトルコリラの建玉数量は急上昇を続けている。

外為ドットコムの売買比率を見ると、やはり決済よりは購入が多く、トルコリラの買いポジションが増え続けていると想定される。チャート見ればわかるけど、こんな急激に買われるのは珍しいと思われる。怖いなぁ。
引き続き、週1回小さくポジションを作っていくけれど、6月末まで買ってみて急落の動きがなければ一度買うのを止める予定。トルコリラの買いポジションが増えたタイミングでは、5~6月の決済時期、8月のお盆、11月中旬以降~1月の決済や無風シーズンで投機家によるロスカット狩りが行われることが多いイメージ。トルコリラってそういう通貨なので、それを前提に付き合っていこうと考えている。
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