一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- ミシガン大消費者マインド指数、68.2に低下-インフレ期待低下 ※【6/28】Bloomberg
- 米PCEコア価格指数、5月は伸び減速-年内利下げの論拠補強 ※【6/28】Bloomberg
- 大手米銀が増配を発表、FRBストレステスト合格で株主還元 ※【6/29】Bloomberg
- 【米国市況】株反落、大統領選の行方も意識-円は160円台後半 ※【6/29】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- どうする民主党、米大統領候補者選びでバイデン氏交代の可能性は ※【6/29】Bloomberg
- トランプ氏返り咲き予想上昇、早くも米株市場で勝ち組探し-討論会後 ※【6/29】Bloomberg
- バイデン氏、再選目指す決意を強調-民主党内では憂慮の声渦巻く ※【6/29】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- なし
その他 欧州、新興国
- フランス市場からトレーダーが逃避-あらゆる資産に選挙リスク ※【6/28】Bloomberg
- ゴールドマン、ユーロを調達通貨に-お気に入りのキャリートレードで ※【6/28】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・今週も大きなイベントなく、先週に引き続きドル円は上がり続けた結果、160円台を突破して161円に届くところまでドル円が上昇した。
- TRY/JPY・・・ドル円の動きと同様。4.85近辺から54.9円台まで上昇。
- TRY/USD・・・トルコリラは下落を続けるも、週後半には反転上昇。週を通じてみるとレンジ相場。
- 米短期・長期金利・・・短期金利が横ばいな一方、長期金利は浄書。このまま逆イールド解消なるか、注視が必要。
- IMM投機筋ポジション・・・先週発表無しと書いたけれど、情報ソースが更新さぼってただけらしい。次回からは情報ソースを変更する。なおIMMポジションは円売りの動きが継続。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週はドル円の上昇が続いた結果、ついにドル円は160円を突破して161円まで迫る勢い。日銀の介入は無かったことにされたね。
アメリカのインフレは落ち着きつつあり、恐らく今年度のどこかで利下げが始まると思われる。アメリカの大統領選挙が11月にあることから、7月以降はリスク回避の動きが進むと見られ、フランスの大統領選挙も微妙でそもそもユーロが利下げを始めていることから、Bloombergの記事でもユーロは調達通貨(売られる通貨)と書かれていることから、少なくとも好んで買われていくような動きにはならないだろうと思われる。結果として円の売り圧力も徐々に弱くなっていくことが見込まれる。
このような他通貨の動向も踏まえると、7月の日銀会合で利上げが行われるとしても、小幅半だろうなと思う。で、米国大統領選挙が終わった今年12月頃のドル円の状況を見て、利上げペースについて決めていくことになるんだろうね。(僕だったらそうする)
トルコリラはレンジ相場。トルコリラの建玉数量は増加ペースが落ちてきており、今週は増えたり減ったりでほぼ横ばい。それでも660,000円台は維持しており、買われすぎの状況は変わらず。

外為ドットコムの売買比率をみると、木金あたりにちょこちょこ売りポジションを作っては解消する動きが出てきている。そろそろリスク回避のトルコリラ売りの動きが出てくることを予想して賭けにでている輩が出てきているのかも。
6月も終わるけど、結局暴落は起きていない。今週は、なんかトルコリラ円が上がりすぎたのでポジションは増やさなかった。来週も様子見かな。
トルコリラの買いポジションが増えているタイミングで発生するロスカット狩りによる暴落の動きは、次に起きるとしたら8月のお盆、11月中旬以降~1月などの無風シーズン。次は8月か12月あたりと考えると、今はポジションを増やさないことが一番大事。
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