2024/6/3週の振り返りと次週の取引計画

為替相場

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 金融政策/為替・金利相場

日本 金融政策/為替・金利相場

  • なし

その他 欧州、新興国

現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・週末発表の米雇用統計の結果を警戒してか、週の中盤まで下落を続ける。その後米雇用統計が発表され、経済評論家の予想よりを大きく上回ったことを受け上昇。ただ上昇幅は限定的で、週を通してみると157円を中心としたレンジ相場となった。
  • TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
  • TRY/USD・・・少し不思議な動き。他のペアでは週の半ばにかけて円が上昇したはずだけど、TRY/USDはドルが上昇。値動きも小幅なので、安全資産にお金が流れる動きがあったのかなと予想。ただ最終的には週を通じてレンジ相場となった。
  • 米短期・長期金利・・・長期、短期ともに上昇。先週までの下落の流れは止まったのかもしれない。なお逆イールド解消の動きなし。
  • IMM投機筋ポジション・・・円売りポジションが少し解消されたように見える。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

今週のドル円は米雇用統計前のポジション調整からか、6/5にかけて下落し一時154円台まで下落。その後上昇が続き、米雇用統計の結果が予想よりも良い結果となると、週前半の下落幅をほぼ取返し157円近くまで回復して週末を迎える。

トルコリラの方は6/5に向け下落の流れとなるも、週末にかけて反転上昇している。週を通じてみるとレンジ相場となった。
トルコリラの建玉数量は微増。600,000を超えたまま推移。

外為ドットコムの売買比率をみると、今週は買いと売りがちょうど半分ずつとなっているように見え、リラ買いの動きは落ち着いたように見える。

来週も引き続き週1回小さくポジションを作っていく。6月末まで買ってみて急落の動きがなければ一度買うのを止める。USD/JPYの動きを見ると、米雇用統計の結果が良かったにもかかわらずそこまで大きくUSDが買われているわけではない。やはり6月は投機家が動きにく時期なのだと予想。

あらためて書くと、トルコリラの買いポジションが増えたタイミングでは、5~6月の決済時期、8月のお盆、11月中旬以降~1月の決済や無風シーズンで投機家によるロスカット狩りが行われることが多いイメージ。それを前提にポジションメイクする際は警戒を怠らないようにする。

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