一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米が新たな制裁準備、ロシア防衛産業を支援する中国の団体・企業対象 ※【7/20】Bloomberg
- 【米国市況】株続落、大型ハイテク決算控え商い慎重-ドル157円半ば ※【7/20】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- トランプ氏、国内産業保護の関税引き上げや減税を公約-指名受諾演説 ※【7/19】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 【債券週間展望】長期金利上昇か、決定会合控え日銀の情報発信を警戒 ※【7/19】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- ユーロ圏インフレ率、2%達成は2025年の見通し-ECB四半期調査 ※【7/19】Bloomberg
- ECBの金利軌道巡る市場の期待、かなり合理的-仏中銀総裁 ※【7/19】Bloomberg
- 大規模システム障害、世界の目はサイバー企業クラウドストライクに ※【7/20】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・先週の日銀の介入を受け、週後半までジワジワ下落。一時155円台まで下落するもその後反転上昇。週末時点で157円台を回復して終了。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・ジワジワと下がり続けている。
- 米短期・長期金利・・・長短の金利は同じ動きで下落後少し上昇。金利差は縮まらず、一定の差を維持したまま。逆イールドは解消しそうもない。
- IMM投機筋ポジション・・・7/16時点で、円売りの動きは少し解消されたように見える。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週のドル円は先週のドル円下落の動きを引き継ぎいて157円買い→155円台まで下落し、ただその後少し反転上昇して157円台まで回復して終了。ただ上昇の動きは弱いように見える。
トルコリラは、ドル円下落も800,000台を維持。全く売られないねぇ。

円買い介入の結果によるものなので、どうせ上昇するだろうと建玉数量を維持するのはわかるけれど、トルコリラはTRY/USDで見ると相変わらず下落し続けているので、やっぱりトルコリラの建玉を多く抱えているのはリスクな気がするのだけど。
トルコリラの買いポジションが増えているタイミングで発生するロスカット狩りによる暴落の動きは、次に起きるとしたら8月のお盆、11月中旬以降~1月などの無風シーズン。直近だと8月を警戒、今はポジションを増やさないことが一番大事。来週も様子見とする。
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