一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米PCEコア価格指数、6月は前年比2.6%上昇-予想2.5%上昇 ※【7/26】Bloomberg
- 【米国市況】株上昇、PCE好感し利下げ観測強まる-153円台後半 ※【7/27】Bloomberg
- 米オフィス向けローンの痛みは始まったばかり-悪いニュース相次ぐ ※【7/28】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- イエレン米財務長官、米国債発行「操作」とのルービニ氏主張を否定 ※【7/27】Bloomberg
- 米債務上限問題の再燃に早くも備え、Tビルの推定発行額を見極め ※【7/27】Bloomberg
- FRB議長は利下げ示唆か-米国、日本、英国が金融政策決定会合 ※【7/28】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 財務省、日銀国債購入は銀行保有余力踏まえた減額重要と認識-関係者 ※【7/26】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- ロシア中銀が今年初めて利上げ、インフレ加速で方針変更 ※【7/26】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・先週157円を回復するも、今週は週後半まで下落を続け、一時152円台までドル安が進む。その後反転上昇するも弱いままで、週末時点で153円台を回復して終了。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・レンジ相場もしくは、若干上昇か。
- 米短期・長期金利・・・長短の金利はともに下落。また2年国債と10年国債の金利差も縮まってきた。なんやかんや、逆イールドの解消が近そう。
- IMM投機筋ポジション・・・先週からさらに円が買われドルが売られている。(7/23時点の情報だけど)しばらくはこの流れが続くか。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週のドル円は先週のドル円下落の動きを引き継ぎ、157円→152円台まで下落し、その後153円まで戻している状況。上昇の動きは弱く、恐らく今後もしばらく下落の流れは続くと思われる。
TRY/JPYも、ドル円下落につられて4.6円台まで下落しているけど、800,000台を維持しつつ少し買われている状況。

この後のドル円の下落およびTRY/JPYの下落の仕方次第だけど、暴落もあり得るんじゃないかなと思っている。ポジションのキャプチャの通り、今はUSD/JPYが買われすぎたタイミングで持ったドル円の売りポジションによって、TRY/JPY買いポジションのマイナスを相殺している状況。だけどこの後どうなるかは未知数なので、引き続きあまりポジションは増やさないスタンスを続ける。
トルコリラの買いポジションが増えているタイミングで発生するロスカット狩りによる暴落の動きは、次に起きるとしたら8月のお盆、11月中旬以降~1月などの無風シーズン。今の感じで行くと、直近の8月はかなり警戒が必要かなと思っている。今はポジションを増やさないことが一番大事。来週も様子見とする。
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