2024/7/8週の振り返りと次週の取引計画

為替相場

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 金融政策/為替・金利相場

日本 金融政策/為替・金利相場

その他 欧州、新興国

現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・週の中盤までじわじわ上昇を続けていたけれど、7/11の米消費者物価指数(CPI)発表後に円買い介入が入り、円は158円台まで急落。消費者物価指数発表後ということもあり、市場は誰が何の目的で円買いしたのかわからず右往左往することとなり、週末には157円台まで下落した。ただ日銀の当座預金の推移から円買い介入だったことが13日にわかり、今後はどんな動きになるかはわからない。
  • TRY/JPY・・・ジワジワと下がり続けている。
  • TRY/USD・・・ジワジワと下がり続けている。
  • 米短期・長期金利・・・長短金利は同じ動きで下落。ただ金利差も縮まりつつあるように見える。
  • IMM投機筋ポジション・・・7/9時点では円売りは止まっているように見える。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

今週のドル円は161円台→157円台まで、4円程度大きく動く相場となった。Bloombergの記事より日銀が円買い介入したからのようだけど、正直、アメリカのインフレも落ちつきつつあるので、そろそろ一度、大きな調整が入ってもおかしくないと感じており、ポジションのドル円売り1ロットはそのことを見越してポジションメイクしたもの。日銀の介入は想定外だったけれど、11月の米国大統領選挙もあるし、インフレも落ち着いてきたしで、そろそろ短期ポジションの手仕舞いが始まる気がする。

まぁ去年もそう予測して大きく外しているので、予想は予想。

トルコリラ円は、ドル円の動きにつられて下落したけど、TRY/USDも下落しているので、全体的にトルコリラが売られているのだと思う。にもかかわらず、トルコリラの建玉数量は大きく増えて790,000まで上昇。ほんとどうなってるんだろう。

正直、ここまで買われるとドン引き。ドル円の動きも注視しつつ、来週も様子見かなと思う。

トルコリラの買いポジションが増えているタイミングで発生するロスカット狩りによる暴落の動きは、次に起きるとしたら8月のお盆、11月中旬以降~1月などの無風シーズン。直近だと8月を警戒、今はポジションを増やさないことが一番大事。来週も様子見とする。

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