一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米PCEコア価格指数、7月は予想下回る伸び-利下げ観測後押し ※【8/30】Bloomberg
- 【米国市況】株上昇、終了直前に上げ幅拡大-ドル買い優勢で146円台 ※【8/31】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- 投機筋のポジション、ドルの売り越しに転換-米9月利下げ観測で ※【8/31】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- なし
その他 欧州、新興国
- ユーロ圏インフレ、8月は3年ぶり低水準-ECB利下げ観測強まる ※【8/30】Bloomberg
- 中国の製造業活動、4カ月連続で縮小-逆風強まり成長目標達成困難か ※【8/31】Bloomberg
現在のポジション


一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・144円台で始まり、一時143円台まで下落する場面もあったけれど、その後反転上昇して146円台まで上昇して終了。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動きだが、水曜日に4.000円台まで瞬間的に暴落するタイミングがあり。
- TRY/USD・・・下落がいったん落ち着いているようみ見えるものの、週を通じてみると若干下落。
- 米短期・長期金利・・・長短金利の差が縮まってきた。おそらくそろそろ逆イールドが解消すると思われる。
- IMM投機筋ポジション・・・先週の円買いポジションが増加したままの状態を維持。少し円買いポジションが増えたか。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週は特に大きないイベントはなかったけれど、米国の物価指数の伸びが予想を下回ったこともあり、やはり9月のFOMCでは利下げがあるのではという市場のコンセンサスは変わらなそう。にも拘わらずドル円が上昇に転じたのはどうもよくわからない。ただ9月のFOMCに向けてはまたドル円は下落の動きとなる想定。
TRY/JPYについては、ドル円とほぼ同じ動きなものの、週の半ばで4.000円台まで急落する場面があった。そのためかトルコリラ円の建玉数量も若干少なくなっている。ちょうどここ数週間で増えた分が全部決済された感じかなと思う。

僕のポジションについては、4.2、4.1・・・と段階的に指値の買いを入れているため、週半ばの急落でポジションが増えている。ただ小さく増やしているだけで、基本は様子見姿勢を続けようと思う。
以前から書いているとおり、トルコリラの買いポジションが相当な量溜まっているので、どこかでロスカット狩りが実行されて250,000辺りまで建玉がなくなるまで続くかなと予想している。9月のFOMC金融政策決定会合での利下げ発表のタイミングか、11月中旬以降~1月などの無風シーズンが危険、という想定で、今週も基本的には様子見とする予定。
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