一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米PCEコア価格、前月比の伸びが予想下回る-消費支出も低調 ※【9/27】Bloomberg
- 米消費者マインド、5カ月ぶり高水準-利下げで景気への楽観強まる ※【9/28】Bloomberg
- 米国市況】株は小幅安、円は上げ幅を拡大し対ドル142円に接近 ※【9/28】Bloomberg
- 米PCE価格指数の伸び率、25年早期に2%到達へ-エコノミスト調査 ※【9/28】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- 米国債、月間で2010年以来の長期連騰に-大幅利下げ観測で買いが継続 ※【9/28】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 石破氏、10月衆院解散・総選挙の可能性否定せず-報道番組に出演 ※【9/29】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- イスラエル、ヒズボラ指導者ナスララ師を空爆で殺害-対立激化 ※【9/27】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週後半までは上昇を続けたものの、石破さんが新総裁となったことで安部総理の利下げ方針からの転換が意識されドル円は急落。週末時点では142円台まで下げて終了。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
- TRY/USD・・・今週もひたすら下落の流れ。。
- 米短期・長期金利・・・長期金利>短期金利の状態が継続。先週から引き続きじわじわと金利差が広がっている。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いポジションのじりじり増加。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週のイベントは日本の総裁選くらい。石破新総理が選出させたことで、ドル円は144円台から142円台まで急落。個人的には値動きにこんな影響があるのは意外だった。
トルコも今週は特にイベントなし。トルコリラの買いポジションは徐々に増加。ただTRY/USDがじわじわ下げているので、やはりトルコリラは売られる流れが継続しているように見える。

2023年からの値動きと建玉数量を見ると、値動きとしては下落が継続し、一時的な下落を除けば建玉数量はずっと増え続けている。過去10年で見てもここまで建玉数量が増加するのは異常なので、やはりどこかで急落の可能性が高いと考えている。積極的に買っていく状況ではない認識。
以前から書いているとおり、トルコリラの買いポジションが相当な量溜まっているので、どこかでロスカット狩りが実行されて250,000辺りまで建玉がなくなるまで続くかなと予想している。今年後半、恐らく11~12月頃にトルコ中銀が政策金利の引き下げを行う見込みで、その前後で暴落が発生するのでは、と想定する。そんなわけで、しばらくは基本的には様子見とする予定。
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