一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米雇用者数、予想以上に鈍化-年次改定での下押しは推計より小幅 ※【2/7】Bloomberg
- 【米国市況】関税懸念で株下落、統計は金利据え置き示唆-円変わらず ※【2/8】Bloomberg
- 米消費者マインド7カ月ぶり低水準、短期インフレ期待は大幅上昇 ※【2/8】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- クーグラーFRB理事、インフレ状況の進展と政策の不確実性を警戒 ※【2/8】Bloomberg
- 【米雇用統計】強弱が混在、3月は据え置きの公算-市場関係者の見方 ※【2/8】Bloomberg
- トランプ氏、相互関税の導入計画を来週発表へ-「全員に」影響 ※【2/8】Bloomberg
- FRB議長、議会証言で景気の強さ語る可能性-米CPIは12日発表 ※【2/9】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 石破首相が示したトランプ政権との付き合い方-予想以上の成果得る ※【2/9】Bloomberg
- IMFが日本財政に警鐘、「明確な健全化計画を」-補正予算に苦言も ※【2/9】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコ中銀、利下げ休止の可能性示唆-今年のインフレ見通し引き上げ ※【2/7】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・154~155円で始まると、週末にかけて下落を続け、週末時点では151円台前半で終了。一時150.9円まで下落したことを考えると1週間で4円程度下落するなかなかの大相場だった。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・下落ではあるものの、レンジ相場に近いイメージ。
- 米短期・長期金利・・・2年・10年ともに利回りは金曜日の雇用統計前までかけて下落。その後雇用統計の結果を受けて2年債利回りは週初よりも上昇した一方、10年債利回りは週初よりも少し下げて終わる。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いに傾く。
次週の取引計画について
今週のドル円は一方的な下落相場だった。下落の理由としては、日銀の田村直樹審議委員が政策金利を1%程度まで引き上げる必要があると発言したことを受けて円が買われたと言われている。
実際がどうなのかはわからないのだけど、おそらく1月末に行われた加藤財務相と米財務長官ベッセント氏との会談の結果を受けて、息のかかった大口投資家や機関が動いたというのが実際のところな気がする。
まぁ米雇用統計前のポジション調整の可能性もあるけど、雇用統計後の動きもなんかおかしかったんだよね。市場がドルを買い上げようとしたときに円買いも強まって上昇を相殺しているような、そんな雰囲気があったんだよね。明らかに、意図的に相場を動かしている筋があったように思う。
で、先週末時点で156.60からの黄金の売りポジションがどうなったかだけど、、なんと月曜日のうちにポジション解消してしまい、これだけの大相場のチャンスを逃してしまいましたとさ。もう最悪。
158円の売りポジションを解消したときもそうだけど、毎回いい感じの場所でポジションを仕込めているのに、想定通りに大きく相場が動く直前で待ちきれずにポジションを解消してチャンスを逃している。いやでも、どう考えても今年中に政策金利を1.0まで上げるとか言われてもそんなに相場が動くとは思えないんだよね。だってそれでも3.0以上は金利差あるからスワップのうまみはあるわけだし。大口投資家が相場を動かしたか、もしくは雇用統計前のポジション調整って言われた方がまだ納得感があるよね。
来週の取引をどうするかだけど、今持っているポジションのとおりドル円は買っていこうと考えている。米雇用統計も暴落を呼ぶような悪化の仕方はしていなかったし、日銀からの発言があったとしても年内政策金利1.0%以上の発言は出ないだろうから、円買いに走らせるような材料がないのよね。対して来週前半に発表される関税の件はインフレにつながりドル上昇材料。あとさすがに先週はドル円は下げ過ぎたので、来週は反発する気がする。以上のことからドル円が下がる要素が思いつかないんだよね。ただ相場はいつも想定外の動きをするので、さてどうなるか。
ドル円の下落に応じて、TRY/JPYも下落。下落はしているけど2024年8月の暴落みたいな急激な動きではないので、トルコリラの建玉数量には動きが見られない。過去最高水準で推移。

アメリカの景気はだいぶ冷えてきているのだけど、インフレ高止まりで金利は高いまま。このままだとスタグフレーションになりそうよね。そうしたらドルも株も暴落かな。その時は合わせてTRY/JPYも暴落して一気に建玉数量の解消も進むと予想。今回の雇用統計の結果を見ると今年の3~4月もまだ暴落はなさそうかなぁ。まこればっかりは読めないのでしばらく様子見。以前から記載しているとおり、TRYを買うとしたら暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングを狙う予定。引き続き様子見の状況が続く見込み。
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