2025/3/3週の振り返りと次週の取引計画

為替相場

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート(直近4年)

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート(直近2年)

※上記グラフは以下のページにも掲載。

 為替/米国債/政策金利の推移 短期データ

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 政策/為替・金利相場

日本 金融政策/為替・金利相場

その他 欧州、新興国

現在のポジション

一週間の値動きのポイント

  • USD/JPY・・・週前半は一時151円台まで上昇する場面もあったが、その後5日に148円台前半まで急落。その後は上下しつつも徐々に下落を続け、米雇用統計が予想よりも弱い結果となるとさらに下落し、一時146円台となる。その後はFRBパウエル議長の米国経済は堅調発言でドル円は少し上昇し、148円台前半で終了。
  • TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
  • TRY/USD・・・レンジ相場。
  • 米短期・長期金利・・・2年・10年ともに下落も、週後半に10年金利のみ反発。
  • IMM投機筋ポジション・・・円買いが大きく進む。

次週の取引計画について

 先週ドル円は反発しそうな値動きと書いたけれど、実際には下落継続となり、150円台まで再度下落後、一時146円台まで下落する場面もあった。IMM投機筋のポジションを見ると3/4までかけてさらに大きく円の買いポジションを増えている。雇用統計発表により、米国経済は当初想定していたよりも堅調との見立てからドル円は今後上昇しそうだけれど、ここまで投機筋のポジションが増加していると投機筋による無理やりな理由付けによるドル円売り攻勢がありそうな気もする。

 でも米国債の10年金利が反発上昇してきているので、基本的にはドル円は買いで考えた方がよさそう。今保有している買いポジションはこのまま維持する方針。

 トルコリラは、今週はレンジ相場。トルコ中銀が利下げを行ったけど、これはインフレが収まってきたとの見立てからでありトルコ経済にとってはプラス。トルコリラの買いポジションも、TRY/JPYが下げている中積み増しされているのはそういった理由と思われる。

 トルコリラの買いポジションは碧変わらず上昇傾向。1,000,000に到達する日も近い。

 再掲だけど、個人的な予想として2025年5~6月頃まではこのままトランプ大統領の方針に振り回されて為替相場も150円台のレンジで推移。7~9月頃に米国経済が限界を迎えて何らかの危機もしくは経済指標の悪化を受けて政策金利の大幅引き下げを見込んだドルの急落が起こる気がする。その時は合わせてTRY/JPYも暴落して一気に建玉数量の解消も進むと予想。TRYを買うとしたら同暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングを狙う予定。引き続き様子見の状況が続く見込み。