※2024/1/14追記※
博打計画は大外れ。まぁ素人の予想なんてこんまものですね。
2023年8月6日現在、トルコリラはエルドアン大統領が選挙で統制したことに伴う低金利政策継続懸念から暴落している状況。おそらくさらに暴落すると思われ、投資機会(拾いに行くタイミング)を判断するために過去データと博打(取引)の方針をまとめた。
2023年のTRY/JPYチャート ※8/6時点
TRY/JPY + 政策金利

TRY/JPY + 建玉数量(日本)

過去のTRY/JPYおよびトルコ政策金利チャート
2020年
TRY/JPY + 政策金利

TRY/JPY + 建玉数量(日本)

2018年
TRY/JPY + 政策金利

TRY/JPY + 建玉数量(日本)

直近1週間のUSD/JPYとTRY/JPYの動き


トルコ関連 ニュース記事
- トルコ中銀、年末のインフレ見通しを58%に引き上げ-従来22.3% ※Bloomberg-2023/7/27
- プーチン氏、穀物合意巡る見解再表明 トルコ大統領と電話会談
※ロイター(https://jp.reuters.com/)-2023/8/2 - トルコのインフレ率、7月は9カ月ぶり上昇-中銀は来年ピークと予想 ※Bloomberg-2023/8/3
博打の方針
2011年まで遡ると、TRY=55円の時代もあったのに今はTRY=5円なのね、12年で10分の1になっちゃうとは恐ろしい通貨。
さて、トルコリラ(TRY)は日本のFX業者でよく取り扱われている通貨にも関わらず、しょっちゅう投機家に売り仕掛けをされて暴落し続けている通貨。こんなに不安定な通貨なのに、なぜか日本では人気。で、売り仕掛けされるたびに日本の投資家が餌食になっている。
その歴史は以下の過去データを見てもらえばわかるとおり。日本の個人投資家は私も含め、ポジション持つタイミングが下手すぎ。
今回の博打というのは、おそらく2023年も欧米の投機家が売り仕掛けをするのではないかという予想をもとにTRY/JPYを売りで攻めるというもの。博打をするにあたり、類似のケースがないかどうかを調べるために、過去のデータを整理。
今後のギャンブルの参考になりそうな、今年2023年と共通点の多い相場を考えるために
①トルコが政策金利を上げつつある年
②円に極端なトレンドがない年
の2点を考える。
- 政策金利を上げているのは2014年、2018年、2020年の3つ
- 2014年はアベノミクスで円安が全通貨で進んだ年なので除外
上記より2018年、2020年について調査。
ピックアップしたデータTRY/JPYと政策金利、建玉数量をチャートに整理した結果はこのページの冒頭の折れ線グラフの通り。
2020年は政策金利を上げ始めた後、10月頃に一度TRY/JPYが暴落して建玉数量が大きく減ってから反転上昇し、その後政策金利が上がるにつれTRY/JPYも上昇。
2018年も同様に政策金利を上げ始めた後、8月にTRY/JPYが暴落して建玉数量が極端に減ってから反転上昇し、その後政策金利が上がるにつれTRY/JPYも上昇。
上記も含め以下理由から2023年8月も大なり小なり売り仕掛けが入る可能性は高いと考える。
- 2023年は、値動きが2018年とに酷似(TRYが急落しており建玉も増加している)
- 日本人がお盆休みに入るときに薄商いを狙った売り仕掛けが入る場合が多い
- 2023年の日本人の建玉数量が2018年と同じくらい溜まっている
そんなわけで、8/7~8月末にかけてトルコリラの一時的な急落があると予想し、TYR/JPYの売りポジションを徐々に増やしていく予定。で、ある程度下落(たぶんロスカットが一気に起こったところで急激に下落するのでその辺で)したところで利確し、少し様子見した後に買いに反転する予定。なおポジション一気にポジるのは怖いので、1日20ロットくらいで様子見しながら増やす計画。
注意点として、直近1週間のTYR/JPYとUSD/JPYは完全に同じ動きをしていることから、ドル円上昇時にTRY/JPYも上昇し、含み損が発生する可能性あり。なので損切りの指値は必ず設定することを徹底。
なお、TRY/JPYとUSD/JPYの値動きが乖離してTRY/JPYが下落し始めたら売り仕掛けの合図と判断し、売りポジションを一気に増やす予定。
この博打の結果は日々の雑記の記事へ記載予定。
以上