先週の振り返りと次週のUSD/JPYのエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
下記固定ページへ掲載
IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

その他(ニュース記事等)
- ボウマンFRB理事、追加利上げ必要にも-インフレ率2%目標達成で ※Bloomberg
- 【ウクライナ】ロシアがミサイル攻撃-タンカー損傷で報復か ※Bloomberg
- ECBレーン氏、インフレは年内に大幅な減速へ-エネルギー下落寄与 ※Bloomberg
- JPモルガンもリセッション予想を撤回、米経済への楽観論拡大 ※Bloomberg
- 米経済は4%の賃金上昇に耐えられる、生産性向上なら-エラリアン氏 ※Bloomberg
- サマーズ氏、インフレ再加速のリスクを警戒-賃金の伸び高過ぎる ※Bloomberg
現在のポジション

週の振り返り
7/28の日銀金融政策決定会合通過後にもったポジションは、7/31の日銀指値オペの追い風を受けて含み益を拡大させるも、8/2早朝6:00にフェッチの米国債格下げ報道が流れるとドル円は上下に振られ、最終的に142.64まで下落したため利確。
その後、8/4の米雇用統計発表前の調整相場で下落し、雇用統計発表直前に多少戻すも発表後に再度下落。最終的に141.70円台で週末を迎える形になった。
個人的な予想では、雇用統計は悪い結果になるとは思っておらず、雇用統計前にドル円の買いポジションを持っていたものの、結果は悪化となりドル円は下落、週前半のせっかくの利益を削ってしまった。
先週の振り返りとして
「振り返ってみて思うのは、短期予想は当たらないのでやめた方がいいな、ということ」
とか書いておきながら、どうしても予想とポジポジ病が治らない、、
その他、IMMの投機筋ポジション(円売り)は7/24にかけて減少したものの、8/1時点ではわずかに増えている。ドル円の上昇幅に対して増えた円売りポジションが多くないのは、米国の投機家はまだ本格的に円売りを再開していないからで、主にドル円を上昇させた要因は日本と欧州の投機家だったのかな。だとすると、米国勢はドル円買いを控えており、今のドル円上昇は長続きしない可能性もあって怖いかな。
7月相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合は、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
8/7週の取引計画について
来週のドル円のイベントと結果に伴う値動き予想は以下のとおり。
- 8/10(木)21:30 米消費者物価指数(CPI)(7月)
→市場予想の前月比+0.3(コアは前月比+0.2)を上回ればドル円買い - 8/11(金)21:30 米生産者物価指数(PPI)(7月)
→市場予想の前月比+0.3(コアは前月比+0.2)を上回ればドル円買い - 8/11(金)23:00 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 08月
→市場予想の71.2を上回ればドル円買い
とはいえ、個人的な8月のメイン通貨ペアはドル円じゃないのよね。
ポジションのキャプチャにも書いているTRY/JPYのペアで8月は取引を行う予定。
このペアを選んだ理由とか取引計画の詳細は、ドル円とは別だし長くなるので、以下のリンク先のページで整理。
なのでドル円ペアの取引は、今持っているポジションが指値で決済されたら終了。
以降の取引については、9月以降の相場の流れを見て判断する予定。
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