USD/JPYの相場に影響を与えそうな、指標やニュースの記事、雑記をメモ。
なお、8月7日からしばらくはTRY/JPYの情報も記載。
経済指標

本日発表される米国の指標はMBA住宅ローンだけなので、ここ2カ月の指標を一覧表示。
直近3回は全てマイナスで、マイナス幅も大きくなってきているね。そろそろ住宅市場の過熱感も収まってきたのかもしれない。
為替相場と米国債の状況
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債/為替/政策金利 日足 ※2022年~現在

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

本日のピックアップニュース記事
- 米国とサウジが大筋合意、イスラエル関係正常化の条件で-報道 ※Bloomberg
- 米中古車小売りのカーバナ、利益予想を上方修正-回復の勢い継続 ※Bloomberg
- 【ウクライナ】黒海経由の穀物輸出、再開に向け協議-トルコ大統領 ※Bloomberg
現在のポジションとポジションメイクの理由
現在のポジション

ポジションメイクの理由
TRY/JPY: 昨晩メイクしたポジション60.8ロットに追加で40ロットのポジションをメイク。ただ証拠金の都合で相場が下落しないとスプレッドが広がった瞬間にポジションロストの危険があるため、相場に下落の兆しがなければ少しポジションを落としておく予定。
雑記
明日は米国の重要指数、消費者物価指数(CPI)が発表される。発表前日の今日のドル円の動きは、日中は下落、欧州時間以降はひたすら上昇。8/10 0:55時点で143.55まで上昇している。
TRY/JPYも米国指標発表時に大きく動くことを想定し、スプレッド拡大による想定外のポジションロストをしないよう、証拠金と指値の管理は慎重に行わないと。
あと、Bloombergが嫌な記事を掲載していた。トルコが仲介となって黒海の穀物輸送の協議を進めているそう。
トルコがこういった重要な立場を担っている場合、欧州の投機家が売り仕掛けを控えるかもしれない。個人的には8/12~8/16の間にTYRの暴落が起きるのは70%程度と考えていたけれど、今回のニュース記事を受けて60%程度と見ておこうと思う。合わせて今のポジションも少し減らしておこうと思う。
以下、想定シナリオを再掲。
現在想定しているシナリオ
シナリオ1 8月に暴落が置きる →次回のトルコ中銀金融政策委員会での大幅利上げでTRY上昇
シナリオ2 次回のトルコ中銀金融政策委員会まで暴落はおきなくともTRYの弱い状況が続き、決定会合の結果を踏まえ上下に大きく振れる
いずれにせよトルコ金融政策決定会合までの間は売りポジションの方が有利かなと考えており、前述のポジションメイクを進める計画。売り仕掛けが入るとしたら8/9~11辺りと予想しており、今の売りポジションはあくまで様子見。上がりそうであればすぐ撤退。損切りの指値は必ず入れることに注意してポジションメイクしていく。また8/14週中様子を見て、売り仕掛けがなさそうならさっさとポジションを解消する予定。
その他、トルコ関連のイベントは以下のとおり。
トルコ関連のイベント
8月10日(木)
16:00 6月 失業率 ☆(前回5月 9.5%)
16:00 6月 鉱工業生産指数 ☆ 前月比 (前回5月 1.1%、予想 -2.2)
16:00 6月 鉱工業生産指数 ☆ 前年同月比 (前回5月 -0.2%、予想 -3.1)
8月11日(金)
16:00 6月 経常収支 (前回5月 ☆☆ -79.33億ドル、予想 5.5億ドル)
8月15日(火)
17:00 7月 財政収支 (6月 -2196億リラ)
8月24日
20:00 トルコ中銀金融政策委員会 政策金利 (現行 17.5%)
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