6/16~6/17早朝にかけての相場の振り返り及び、ニュースの記事等をメモ。
6/16 23:00に発表された米国の各指標
・米国 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
前回59.2、予想60.0、結果63.9
・米国 ミシガン大学 インフレ期待(1年先)
前回4.2、予想-、結果3.3
・米国 ミシガン大学 インフレ期待(5年先)
前回3.1、予想-、結果3.0
USD/JPYの状況
①USD/JPY 15分足

②USD/JPY 日足

日銀の金融緩和維持の決定に伴い、6/17早朝にかけてドルが続伸し、最終的に141.88円まで上昇。
米国債の状況
①米国債(2年)利回り

②米国債(10年)利回り

2年間の日足なので見づらいけれど、
2年 ・・・昨日の4.699近辺→4.718に微増
10年・・・昨日の3.728→3.769に微増
IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション
基準日 | 投機筋ポジション (円買い) | 投機筋ポジション (円売り) | NETポジション |
2023/5/16 | 29,494 | 94,285 | -64,791 |
2023/5/23 | 36,760 | 117,420 | -80,660 |
2023/5/30 | 40,738 | 136,929 | -96,193 |
2023/6/6 | 34,151 | 138,968 | -104,817 |
2023/6/13 | 37,088 | 141,064 | -103,976 |
表からわかること
- 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
- 6/13時点で前週に比べ逆張りによる円買いポジションの増加が見られる。
その他付加情報
Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)
- ゴールドマンとバークレイズ、米利下げはないとの見方で大当たり
- 【米国市況】S&P500種が反落、週間では5週連騰-ドル142円に接近
メモ:142.5円を上抜けた場合には150円を試す展開か - 物価見通し、大きく変われば政策変更につながる可能性-日銀総裁
メモ:円安にはなっているが、本経済への影響は「マイナスだけでなく、プラスもある」 - FRB、信用状況の引き締まりが米成長の重しにも-金融政策報告
メモ:3月の銀行破綻を受けて一部銀行で融資基準・条件の厳格かに繋がっている - プーチン大統領、ロシアは最初の核兵器をベラルーシに移動させた
メモ:発射できる状態にはなく、使用することはないだろうと発言。米国も強い反応はせず。
コメントと今後の予想
ミシガン大学の消費者態度指数も良い結果だったことから、USD/JPYは上昇し私のショートポジションは傷を広げる形となってしまった。
Bloombergの記事からは、USD/JPYはさらに上値を試す展開と見ている一方、株はそろそろ上昇の頂点とみている識者が多くなってきていることがわかる。
わかっちゃいたけど、ここまで損が膨らむと6月末を待たずに手仕舞いして今年は取引をやめたくなってくる。6月末まで粘りたいとは思っているけれど、予想を外した時がしんどすぎる。
もう一度、ショートに賭ける理由を確認。
- IMM投機筋が積み上げているJPYショートの巻き戻し
(6/13の雑記のIMM投機筋ポジション参照) - ヘッジファンドの米国債のショートの巻き戻しを期待(※2)
- 6/19まではショートポジションが有利(スワップによるマイナスが無いため)
※2 Bloombergの6/12の記事より
「ヘッジファンドの債券弱気派、米国債のショートポジション拡大続ける」
そろそろ冷静な判断ができなくなってきそう。損失確定の指値注文を入れて、しばらく様子見。
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