本日は米国が休場だったこともあり、大きな相場変動なし。ニュースの記事等をメモ。
米国の各指標
・発表なし
USD/JPYの状況
①USD/JPY 15分足

②USD/JPY 日足

日銀の金融緩和維持の決定に伴い、6/17早朝にかけてドルが続伸し、最終的に141.88円まで上昇。
米国債の状況
①米国債(2年)利回り

②米国債(10年)利回り

2年間の日足なので見づらいけれど、
2年 ・・・先週の4.718で変動なし
10年・・・先週の3.769で変動なし
IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション
基準日 | 投機筋ポジション (円買い) | 投機筋ポジション (円売り) | NETポジション |
2023/5/16 | 29,494 | 94,285 | -64,791 |
2023/5/23 | 36,760 | 117,420 | -80,660 |
2023/5/30 | 40,738 | 136,929 | -96,193 |
2023/6/6 | 34,151 | 138,968 | -104,817 |
2023/6/13 | 37,088 | 141,064 | -103,976 |
表からわかること
- 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
- 6/13時点で前週に比べ逆張りによる円買いポジションの増加が見られる。
その他付加情報
Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)
- 借り入れ依存の現実、デフォルト増も-利下げ2年先とパウエル氏
メモ:利下げ2年先が現実となれば、米国の借入依存の企業は大きな打撃を受けることになりそう
USD/JPYへの影響:円買いのタイミングが2年先になるか - 信用収縮の脅威高まる、相次ぐ米利上げで-ジャナス・ヘンダーソン
メモ:米利上げに伴う信用収縮やデフォルトを懸念する発言が多くなってきた
USD/JPYへの影響:信用収縮とでデフォルトが連鎖すればドル売りに繋がるか - 中国大都市の住宅所有者が売却急ぐ、不動産は蓄財手段との確信揺らぐ
メモ:中国の不動産価格が低下してきている
USD/JPYへの影響:中国の景気が悪化すれば、世界の経済も悪化→円買いに繋がるか - 米景気後退、すぐに始まりすぐ終わるのがバイデン氏に最善シナリオか
メモ:2024年11月の選挙のタイミングで景気後退に陥っている場合はバイデン氏の当選が不利となる見込みもしバイデン氏がFRBへ圧力をかけるとしたら、早期の景気後退突入に繋がるよう調整するはず
USD/JPYへの影響:米国の景気後退=ドル円の下落
コメントと今後の予想
USD/JPYは、先週の高値141.8円近辺をうろうろ。一度141.45近辺まで下がったものの、やはりというか日米の金利差的には下落したときには買いで拾う手が多いのか買いあがって、6/19の17時時点でもとの141.8円近辺まで戻ってきている。
今日の欧州時間に入って、USD/JPYが上昇しているものの、先週のような一方的な上昇ではなく、ほぼ停滞気味。材料がないから当たり前っちゃ当たり前だけど、今年の3月あたりからショートを繰り替えした結果、玉が半分以下になってしまっている状況。6月末までに暴落が起きなければ一度撤退、という予定は変える予定はないけれど、今持っているショートがストップロスになって決済された場合はこれ以上玉を削らないよう静観する予定。
もう一度、ショートに賭ける理由を確認。
- 米国や欧州、中国の景気の減速が徐々に進行
- IMM投機筋が積み上げているJPYショートの巻き戻し
(6/13の雑記のIMM投機筋ポジション参照) - ヘッジファンドの米国債のショートの巻き戻しを期待(※2)
※2 Bloombergの6/12の記事より
「ヘッジファンドの債券弱気派、米国債のショートポジション拡大続ける」
なお6/17の雑記で書いていたスワップの件は、誤記でした。
スワップ未付与は結局6/18(木)の朝だけでしたね。
6/19はしっかりスワップで玉を削られました。お恥ずかしい限り。
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