先週の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
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IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

その他(ニュース記事等)
米国 経済
- 米消費者1年先インフレ期待、5カ月ぶり高水準-ミシガン大調査 ※【10/13】Bloomberg
- 【米国市況】S&P500続落し国債上昇、中東情勢を懸念-149円台半ば ※【10/14】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- フィラデルフィア連銀総裁、政策金利の据え置きを改めて主張 ※【10/13】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- インフレで生活防衛意識高まる、貯蓄率が上昇-コロナ貯蓄の上積み続く ※【10/13】Bloomberg
- 日本の為替介入、条件整っていない-IMFアジア太平洋副局長 ※【10/15】Bloomberg
その他 欧州、新興国等
- イスラエルとハマスの紛争、拡大なら世界経済リセッション入りも ※【10/13】Bloomberg
- 中国経済に改善の兆し、地方債務リスク「管理可能」-人民銀総裁 ※【10/15】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り
- USD/JPY・・・10/7にハマスがイスラエルへ攻撃を仕掛けたことによる影響は小さい状況で一週間が始まる。10日に148円台まで下落するもその後上昇。週後半で149円台を回復して推移。
- TRY/JPY・・・週初の5.40近辺から5.34近辺まで下落。その後反転上昇するも5.37近辺で推移。
- 米短期・長期金利・・・先週、2年債と10年債の逆イールドが解消する方向へ動いていたものの、今週に入って再度利回りの差が開く。来週のチャートの動きを注視。
- IMM投機筋ポジション・・・円売りと円買いともに減少し、NETポジションが大きく上昇。恐らく10/7のハマスによるイスラエル攻撃を受けて投機筋がポジション解消を進めたのだろうと予想。ただしUSDJPYおよびTRYJPYへの影響は限定的だったもよう。
8月までの相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合は、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
10/16週の取引計画について
先週進んだ米国債の逆イールドの解消は元に戻ってしまった。ただ来週も継続するのかは注視。
なおハマスとイスラエルの戦闘に伴い原油価格は上昇。戦闘が長引けばさらにインフレ圧力が高まると思われる。
10/7に始まったハマスとイスラエルとの戦闘については、いまのところ為替への影響は限定されているように見える。
今週はトルコに関するニュース記事は多くなく、ウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナの停戦交渉に意欲的といった記事にとどまった。ただし10/9週にトルコ中銀エルカン総裁と海外投資家との会合は行われたはずで、そこで何が話合われたかが気になるところ。
その他、日本人の金融教育に関する岸田総理の動きについてはあまり記事が出ず。こちらも参考として注視。
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