先週の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
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IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

その他(ニュース記事等)
米国 経済
- 米PCE、9月はコア価格指数が4カ月で最大の伸び-支出加速 ※【10/27】Bloomberg
- 米消費者1年先インフレ期待4.2%、5月以来の高さ-ミシガン大 ※【10/27】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- FRB、追加利上げなら「クレイジー」-ノーベル経済学賞ローマー氏 ※【10/27】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 東京消費者物価は4カ月ぶり伸び拡大、日銀に一段の政策修正圧力 ※【10/27】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- ロシア中銀、予想以上の大幅利上げ-インフレ抑制とルーブル安定重視 ※【10/27】Bloomberg
- イスラエル首相、地上侵攻「長く難しい」と警告-戦闘「第2段階」 ※【10/29】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り
- USD/JPY・・・10/23週は、週中盤に150.80円台まで上昇するもその後急落。最終的には週初の149円台で推移。
- TRY/JPY・・・週初の5.35近辺で開始し、週中盤に5.31近辺まで下落。10/26 20:00にトルコ中銀の政策金利発表があり、30→35に利上げすることが発表されるも、トルコリラの上昇には結びつかず翌日には5.29近辺まで下落。週末時点で5.31近辺で推移している。
- 米短期・長期金利・・・2年債と10年債の逆イールドの差は、週初の縮小した状態を維持して上下。差は縮まってはいないけど広がってもいないという状況。
- IMM投機筋ポジション・・・円売り円買いともに若干のポジション解消。先週から引き続き、ポジション解消が進んでいるように見える。
8月までの相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合は、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
10/30週の取引計画について
米国債の逆イールドの解消について、先週縮まった利回りの差を維持したまま推移。利回り差が広がっていないところを見ると、逆イールドの解消は近いと予想される。解消した場合には相場の大変動に注意。
現在のトルコリラのポジションについて、トルコリラは下落し続けており、少し心配になってきた。
別の気になる点も出てきている。まずは以下グラフを参照

上野グラフはトルコリラ円の日次の高値安値と建玉数量の推移を示している。建玉数量は日本人の個人投資家が保有する買いと売りの建玉の合算。35%という高金利の通貨を売り建てで持つ個人は少ないと予想されるため、ほぼ買い玉と想定している。
グラフの通り、建玉数量が増加し続けている状況。日本人の投資家って、特にFXでは海外の投機勢に狙い撃ち(ストップロス狩り)されやすいのよね。ここまで建玉が積み上がっちゃうと暴落時のストップロスも起こりやすくなるし、少し危険な気がする。
ストップロス狩りが起きるとすると、たぶん12月~1月の年末年始近辺が危険なので、それまではポジションは増やさず様子見に徹するのがいい気がしている。
よって、来週も様子見。
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