先週の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
下記固定ページへ掲載
IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

その他(ニュース記事等)
米国 経済
- 米住宅着工件数、10月は3カ月ぶり高水準ー購入者の新築住宅選好で ※【11/17】Bloomberg
- 【米国市況】株小幅高、「劇的な」勢い失速ードル・円は10月安値に迫る ※【11/18】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- ヘッジファンド、円に対し22年4月以来最も弱気-米CTFCデータ ※【11/18】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- 中国、公営住宅建設に軸足-不動産不況打開でシンガポールお手本 ※【11/17】Bloomberg
- イスラエルとハマス、一部人質解放と5日間戦闘休止で合意近い-報道 ※【11/19】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り
- USD/JPY・・・週の中盤まで上昇が続くも151.70近辺で急落。週後半までじりじり下がり、週末時点で149円台となっている。
- TRY/JPY・・・ドル円の動きに追従して5.30近辺まで上昇するも、その後下落。週末時点で5.21近辺で推移。。
- 米短期・長期金利・・・2年債と10年債の逆イールドの差は、明らかに広がった。一方利回りは短期長期ともに下落。債券が買われていると思われる。
- IMM投機筋ポジション・・・円のショートが一気に増え、ここ一年で最も売られている水準となっている。なお、あくまで11/14時点の情報であり一週間近く遅れた情報である点に注意。
8月までの相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
11/20週の取引計画について
ドル円は先週の上昇から一転、下落に転じている。また逆イールド解消は遠のくも米国債が買われ米国債金利が下落している状況。
恐らくだけれで、11月下旬と言えば米国では感謝祭があり(今年は11/23)、感謝祭以降長期休暇をとる投機家が多いと本で読んだことがある。
米国の景況感や金利動向に特に変化はないため、先週の下落はポジション調整による一時的なものという見方ができる。
この辺り、来週発表される11/21時点のIMMシカゴ通貨先物投機筋の情報で答え合わせができるだろう。
なおトルコリラ状況について、ドル円に追随して下落した結果、5.21円台と8月に大きく上昇した分を完全に下回った、さすがトルコリラ。ただし気になる点が。
先週分を更新した建玉数量の推移は以下のとおり。

先週、わずかに解消した建玉数量が、今週一気に増加している。
ふつうはここまで下落したら減りそうなものなのに、なぜなんだろう。理由が不明。
もともと高水準だったポジションがさらに増加しているわけで、海外投機勢によるストップロス狩りのリスクがさらに上昇。かなり怖い。
12月~1月のストップロス狩り期間までは様子見するけど、損失の心の準備を始めようと思う。
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