先週の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
下記固定ページへ掲載
IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)
※今週の発表はなし
その他(ニュース記事等)
米国 経済
- 米社債市場、利上げ終了巡る楽観論示唆-スプレッドが昨年来の低水準 ※【11/25】Bloomberg
- 米総合PMIの雇用指数が縮小、2020年半ば以降初-S&Pグローバル ※【11/25】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- 債券週間展望】長期金利は上昇か、日銀政策修正や買いオペ減額警戒 ※【11/24】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコ中銀が5ポイントの大幅利上げ、金利40%-今後はペース減速へ ※【11/23】Bloomberg
- ロシア、キーウ中心に最大規模の無人機攻撃 ※【11/25】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り
- USD/JPY・・・先週に引き続き、週の中盤まで下落が続き一時147円台まで下落。その後反転し週末時点では149円台を回復。
- TRY/JPY・・・ドル円の動きに追従して5.10近辺まで下落。その後5.15近辺まで回復するも下落圧力が強いように見える。
- 米短期・長期金利・・・先週に広がった2年債と10年債の逆イールドの差は縮まることなく、利回りの水準と合わせて先週と同様の水準で推移。
- IMM投機筋ポジション・・・発表なし。
8月までの相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
11/27週の取引計画について
ドル円は先週の下落を引き継ぎ、今週も下落。一時147円台を付けるも反転し今は149円台となっている。
下落の招待は米国投機筋のポジション調整・手仕舞いによるものと想定。11月下旬の米国感謝祭の影響と想像。なので下落は一時的と推理。
IMMシカゴ通貨先物投機筋の発表がなかったため、ポジションの状況との照合ができていない。来週火曜に判明か。
トルコリラ状況について、ドル円に追随してさらに下落し、一時5.10円台を付ける。ただし先週急激に増加した建玉数量が、全然減っていない。

含み損を抱えたままのポジションが多数溜まっているようなら、投機筋のストップロス狩りの標的になりやすいのでかなり危険。
12月に入る前にこの雰囲気だと、12~1月に想定される投機筋のストップロス狩りは4円台まで売ってくるのではなかろうか。さすがに 3円台まで下落したらやばいわね。
なお木曜日にトルコリラの政策金利が40%まで引き上げられた。
でもトルコリラの急上昇は起こらず。
まぁこの通貨だしなぁ。危険すぎて買う人も少ないんだろう。
でも建玉数量を見ると、日本人は買っているんだろうなぁ。
来週もポジションを維持したまま様子見する予定。
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