2023/6/20 為替相場 雑記

為替相場

USD/JPYの相場に影響を与えそうな、指標やニュースの記事をメモ。

米国の各指標

USD/JPYの状況

USD/JPY 15分足

USD/JPY 日足

米国債の状況

米国債(2年)利回り

米国債(10年)利回り

前回からの変動
 2年 ・・・4.718→4.698に低下
 10年・・・3.769→3.725に低下

IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション

基準日投機筋ポジション
(円買い)
投機筋ポジション
(円売り)
NETポジション
2023/5/1629,49494,285-64,791
2023/5/2336,760117,420-80,660
2023/5/3040,738136,929-96,193
2023/6/634,151138,968-104,817
2023/6/1337,088141,064-103,976
単位:枚

IMMの表からわかること

  • 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
  • 6/13時点で前週に比べ逆張りによる円買いポジションの増加が見られる。

その他付加情報

Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)

コメントと今後の予想

USD/JPYは、一度は142円台まで上昇したものの、その後は下落し、141.50円近辺をうろうろ。

本日午前10時頃に142円台まで上昇するも、西村経産相が「為替は安定することが重要、過度な変動・投機的な動きはしっかりと注視しなければならない」とコメントしたとのことで下落。その後、再度上昇し142円を上回るも、欧州時間に入ると再び141.30近辺まで下がる。6/20 23時時点でもとの141.6円近辺まで戻ってきている。

USD/JPYや米国債の2年物、10年物ともに下落してきている。
これが私が以前から賭けている投機筋のポジションの巻き戻しおよび米国経済の悪化を懸念しての取引なのであれば、大きな下落相場になる想定。
ただ、同じ予想をもとに3月から何度もショートにチャレンジしては大損するのを繰り返し、もう玉なしになりつつある現状を考えると、今回も予想通りにいくかどうかは怪しい。

先ほど6/20 21:30に発表された米国の新規住宅着工件数と建設許可件数は、NAHB住宅市場指数と同様に予想を大きく上回る結果だった。これを踏まえると、ショートはされるものの、そう長くは円高を維持できず、米国のインフレ退治のために高止まりした米国政策金利を踏まえ、徐々にドル高になるんだろうなと妄想。

取り急ぎ6月中は、今のショートポジションを維持し、為替相場の流れをウォッチする予定。

もう一度、ショートに賭ける理由を確認。

  • 米国や欧州、中国の景気の減速が徐々に進行
  • IMM投機筋が積み上げているJPYショートの巻き戻し
    (6/13の雑記のIMM投機筋ポジション参照)
  • ヘッジファンドの米国債のショートの巻き戻しを期待(※2)

※2 Bloombergの6/12の記事より
  「ヘッジファンドの債券弱気派、米国債のショートポジション拡大続ける」

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