先週の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
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IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

その他(ニュース記事等)
米国 経済
- なし
米国 金融政策/為替・金利相場
- なしパウエル議長の発言に「当惑」の声、なぜ米金利の低下あおったのか ※【12/16】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 【債券週間展望】長期金利上昇か、日銀がマイナス金利解除示唆を警戒 ※【12/16】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- ECBナーゲル氏、利上げサイクル恐らく終了-利下げ検討は時期尚早 ※【12/16】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り
- USD/JPY・・・146円台で始まり、週前半は小幅な値動きとなるも中盤に急落。週末時点で142円代で推移している。
- TRY/JPY・・・ドル円の動きに追従して4.8円台で推移。
- 米短期・長期金利・・・先週の、まさかの利回り上昇は一時的なものだったようで、今週はドルの下落に追従して利回りも低下。長短両方下落したため、逆イールドは解消せず。
- IMM投機筋ポジション・・・先週の円高ドル安の結果、はやり投機筋の円売りポジションは解消し始めているよう。今週もドル円は下落しているため、引き続き投機筋のポジション解消は進む見込み。
8月までの相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
12/18週の取引計画について
ドル円は3週連続で下落。3週間前に150円近辺だったドル円は、週末時点で142円台となっている。
IMM投機筋のポジション解消が進んでいるようなので、米国投機筋のポジション調整・手仕舞いによるものという見方で合っていると思う。
なお米国債の利回りは下落(=米国債が購入された)しており、米国債が買われる状況(というかおそらく米国債の売りポジションの解消)はしばらく進むだろう。
トルコリラの状況について、ドル円に追随してさらに下落し、週末時点で4円台に突入。円の売りポジション解消が今回の下落の背景なのであれば、同要因による下落は打ち止めかなと思う。
ただ以下のグラフを見てわかるとおり、TRY/JPYの建玉の解消が進んでいない。むしろ増えている。

これはまだ投機筋の売り仕掛けが成功しておらず、この後が本番であると考えてよいと思う。
そうすると売り仕掛けが最も警戒されるべきは12月末~1月頭の流動性がない期間と想定。
逆に言えばそこが買いの絶好の機会になるはず。今はポジションを保有せず待ちに徹する。
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