先週の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
先週の振り返り
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

米国債/政策金利/為替 過去データ
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IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

その他(ニュース記事等)
米国 経済
- 米PCE、コア価格指数が予想下回る伸び-利下げ観測を後押し ※【12/22】Bloomberg
- JPモルガンやシティ、戦略模倣でプライベートクレジット業者に対抗 ※【12/22】Bloomberg
- 米1年先のインフレ期待、21年3月以来の低水準-ミシガン大調査 ※【12/23】Bloomberg
- リベンジ消費と「静かなリセッション」共存、米カード残高1兆ドル台 ※【12/23】Bloomberg
- 米新築住宅販売は予想外に減少、1年ぶり低水準-一時的な後退か ※【12/23】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
日本 金融政策/為替・金利相場
- 全国消費者物価は2カ月ぶり伸び縮小、食品・エネルギーが下押し ※【12/22】Bloomberg
- 【債券週間展望】長期金利は上昇か、日銀総裁講演とオペ減額を警戒 ※【12/22】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- なし
現在のポジション
なし
一週間の振り返り
- USD/JPY・・・週初に142円近辺から始まったドル円は、12/18~19の日銀金融政策決定会合でマイナス金利の維持が決まると145円近くまで上昇。その後週後半に向けて再び下落し、週末時点で142.45近辺と、週初とほぼ変わらない水準となった。
- TRY/JPY・・・ドル円の動きに追従して4.86→4.98→4.85円台と推移。
- 米短期・長期金利・・・利回り下落が続く。ただし逆イールドは解消せず。
- IMM投機筋ポジション・・・先週の円高、というよりは円売りポジションの解消がさらに進んだように見える。
8月までの相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
今後の長期的な投資の方針 ※週次で見直してブラッシュアップ
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転上昇する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
12/25週の取引計画について
先週までのドル円3週連続下落はとまり、今週は週初の水準を維持したように見える。
恐らくドル円のポジション調整がほぼ終わったのが現状といったところと予想。恐らく年末はこのままの水準で大きな動きはないと予想。
トルコリラの状況について、いくら金利が上昇してもトルコリラが上昇しないことにしびれを切らして、徐々にトルコリラの買いポジションの解消が進んでいるように見える。
先週も書いた通り、そろそろドル円の動きにつられてのトルコリラの下落は打ち止め。
続いて投機筋によるストップロス狩りを狙った売り仕掛けが始まると予想。
現状のトルコリラの日本での建玉数量は以下のとおり。ポジション解消が進んだとはいっても実需による建玉はだいたい280,000近辺なところ、現在は400,000を超えており個人投資家のポジションが積み上がっていると想定される。

投機筋にとっては、これを狙わないはずがなく、来年の年初は大きな動きが起こるのでは、と想定しておりそこが買いポジションを仕込む絶好のタイミングだと考えている。
よって、今はポジションを保有せず待ちに徹する。
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