一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 【米国市況】株は最高値、力強い雇用統計で景気楽観-一時148円58銭 ※【2/3】Bloomberg
- 米消費者マインド、1月に大幅上昇-インフレ緩和で先行き明るく ※【2/3】Bloomberg
- NYCBショックで不安連鎖、ニュージャージー州の地銀を投資家警戒 ※【2/3】Bloomberg
- 1月米雇用統計、賃金増加の背景に悪天候-労働時間は4年ぶり低水準 ※【2/3】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- ボウマンFRB理事、利下げ検討「まだその段階に達していない」 ※【2/3】Bloomberg
- サマーズ氏が警鐘、金利は2030年まで3%を大きく上回る可能性も ※【2/3】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 【インサイト】混迷の日銀政策転換予想-東京消費者物価と総裁発言で ※【1/26】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコ中銀総裁が辞任-後任に元NY連銀エコノミストのカラハン氏 ※【2/3】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週中盤まで下落の流れだったが、金曜日の夜遅くに突如上昇。148円台を回復して週を終える。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。中銀のエルカン総裁が辞任するも影響はないように見える。
- TRY/USD・・・ドルに対してのトルコリラは弱くなる流れが続く。
- 米短期・長期金利・・・長期金利・短期金利ともに上昇。逆イールド解消の兆し見えず。
- IMM投機筋ポジション・・・先週に続き、円売りが進む。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
・商業用不動産の問題は、第3四半期に顕在化してくるとの予想あり。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
ドル円は、週後半にかけて下落するも金曜日の夜遅くに反転上昇。148円を超えて週を終える。
なぜ上がったんかなと調べてみると、ISM製造業景況指数や米非農業部門雇用者数の結果が予想を上回ったことでドルが買われたということのよう。
最近、経済指標を追いかけていないから、こういう突発的な動きは後になって知ることが多くなったなぁ。まぁサラリーマンのFXって経済指標をもとにしたデイトレなんてできず長期スパンでのポジション構築にならざるをえないので、別にいいけど。
トルコリラについては、あいかわらず下落の流れが止まらんね。TRY/JPYだと上がっているように見えるけど、TRY/USDだと下落の流れは相変わらず。なお、トルコリラの買いポジションの上がり方がえげつない。ついに12月頃の建玉数量を上回ったよう。

これだけ弱くなり続けているし、また2月2日にエルカン総裁が辞任したりと不安定要素が山積み。とても買える状況じゃないと思うんだけどなぁ。来週も様子見する予定。
以前にも書いたとおり、エントリのタイミングとしてはトルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミングかな。
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