一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米国の一般家庭、マイホームの夢破れる-20年以降に購入コスト急増 ※【3/1】Bloomberg
- 【米国市況】S&P500種、今年15回目の最高値更新-150円台前半 ※【3/2】Bloomberg
- 米消費者の景況感、3カ月ぶりに冷え込む-ミシガン大の2月調査 ※【3/2】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- なし
その他 欧州、新興国
- トルコ経済、23年10-12月は前期比で成長ペース加速-年成長率4.5% ※【2/29】Bloomberg
- 中国の住宅販売、2月も大幅減-政府の支援策加速でも低迷続く ※【3/1】Bloomberg
- 物価目標実現「見通せる状況に至らず」、春闘がポイント-日銀総裁 ※【3/1】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週を通してレンジ相場で推移。3月1日に下げる場面もあったが、その後すぐに元の水準まで上昇し、週末時点では150円台で推移。
- TRY/JPY・・・じわじわ下げる。4.78円近辺で推移。
- TRY/USD・・・先週は反転上昇したかに見えたけど、今週は週を通して下落し続ける展開。
- 米短期・長期金利・・・長期金利・短期金利ともに、先週から下落。逆イールドもわずかに解消しているように見える。
- IMM投機筋ポジション・・・今週も円売りが止まらない。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
ドル円は週を通じてレンジ相場。2週連続で目立った上昇はなし、上昇の流れが止まったか。
トルコリラは、先週下げ止まったかと思えるような動きを見せたが、今週は一転して下落し続ける流れに。一方、TRY/JPYの建玉数量は先週に引き続き大きく上昇。少し一方的過ぎて危険なように見える。

先週から引き続き、2015年からの8年間で見ても大きな建玉数量蓄積の動き。グラフの建玉数量は買いと売りの総数なので買いが増えたとは限らないのだけれど、このタイミングで増えているのは買いが増えているのだろうと想定している。
TRY/JPYが下落しているにもかかわらず、ここまで急激に建玉数量が増加しているのはどういった理由なのだろうか。まさか売りの建玉が増えている?正直よくわからない。
以前にも書いたとおり、エントリのタイミングとしてはトルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミングとし、来週も様子見。
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