一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米失業率2年ぶり高水準、労働市場に減速感-雇用者数は伸び堅調 ※【3/8】Bloomberg
- 【米国市況】S&P500種は反落、買われ過ぎの兆候-ドル147円近辺 ※【3/9】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- 日銀が国債購入の規模明示、YCC撤廃、新「量的」枠組み検討-報道 ※【3/9】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- 【コラム】勝ち組ソニーも苦闘、ゲーム業界の攻略遠い-リーディー ※【3/5】Bloomberg
- トルコを「B+」に格上げ、政策への信頼高まると評価-フィッチ ※【3/9】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週を通して下落。ほぼ1日に1円程度下落し、週最終日の米雇用統計の結果もイマイチな結果だったことから、週初150円台から週末時点では147円台まで下落。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じような動き。週を通じて下落。週初4.78円近辺から週末は4.6円弱で推移。
- TRY/USD・・・週を通じて下落。
- 米短期・長期金利・・・ドル円の下落と同じように長期金利・短期金利ともに下落。逆イールドの解消は見られず。
- IMM投機筋ポジション・・・円売りの動きが止まり、わずかに円売りが解消されたように見える。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
ドル円は週を通じて下落。米雇用統計前のポジション解消の動きと、日本が春闘前だったことが関係していると想定。
今回の春闘で日本の賃金上昇が期待に添わなければ、今後の上昇も期待できないだろうね。今年以降、他国のインフレがどうなるかわからんし。
トルコリラは、ひたすら下落する動き。にもかかわらず、TRY/JPYの建玉数量は上昇する一方。どうなってんの、という感じ。

トルコリラ円の動きと建玉数量の動きが正反対で、正直気持ちが悪い。でも考えてみれば去年のTRY/JPYも同じような動きだったかも。(結果はひたすら下落する流れだった)
トルコリラのデフォルト格付けがBからB+に引き上げられたそうだけど、いったんスルーかな。
以前にも書いたとおり、エントリのタイミングとしてはトルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミングとし、来週も様子見。
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