2024/4/8週の振り返りと次週の取引計画

為替相場

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 金融政策/為替・金利相場

日本 金融政策/為替・金利相場

その他 欧州、新興国

現在のポジション

なし

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・週の中盤までは151.60近辺でレンジ相場。4/10(水)米CPI消費者物価指数が予想よりも高かったことでドル円が153円近辺まで急伸。その後イスラエルが数日内のイランからの報復攻撃を警戒しているとの報道によりリスク回避の円買いが入り152円台となるもすぐに再上昇、153円台で週を終える。
  • TRY/JPY・・・週を通じて4.7円を中心に上下するレンジ相場。
  • TRY/USD・・・週を通じて下落。4/12には中東情勢の懸念から一時的に急落するもすぐに元の水準まで戻る。
  • 米短期・長期金利・・・長短金利ともに上昇。逆イールド解消の動き見えず。
  • IMM投機筋ポジション・・・先週からの円売りの動き継続。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

4/10(水)の米CPIにより153円まで急伸。やはりドルは強いなというところ。あちこちの記事を見ると中東情勢悪化によるリスク回避の円買いが入ったとの報道もあったけれど、本当かな。来週円の売り建ての動向を注視。

トルコリラの方は、トルコリラ/ドルを見ると今週に入り下落相場に戻っているように見える。さすがトルコリラ。

もう一つ、くりっく365の情報によると4/12(金)に唐突にトルコリラが4.47近辺まで下落。そのせいかトルコリラの総建玉数が減少している。

他のサイトの値動きを見ると4.47まで下落するような動きはなかったはずなんだけどね。新興国通貨はやはり特殊なので取り扱いには注意した方がいいね。

なお先週書いた4月に入って日経平均が下げ続けている件、下げ止まっているように見える。ただ4万円台は回復せず。少なくとも中東情勢が落ち着くまでは上がることはないだろうなぁ。

先週も書いたとおり、一般的に4月は方向性が決まらず上下する時期と言われている。6月末の米国決算時期へ向けたポジション解消の動きも警戒しなければいけないことを考えてしばらくは様子見する予定。

以前にも書いたエントリのタイミング、「トルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミング」については、7月以降に少し見直しをする予定。取り急ぎ来週も来週も様子見とする。

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