一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 今年初の米銀破綻、リパブリック・ファースト銀をFDICが閉鎖 ※【4/27】Bloomberg
- バイデン大統領を苦しめるインフレ、米経済の底堅さは悪いニュース ※【4/27】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- 日銀の国債保有残高が第1四半期に減少、量的引き締めへの序曲か ※【4/26】Bloomberg
- 円ショートが過去最高を更新、日銀会合前の23日時点-CFTC ※【4/27】Bloomberg
- 【米国市況】円が大幅安、158円台前半-物価指標受け株高・国債安 ※【4/27】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- なし
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週初の154円台から急上昇。週末の時点で158円台で終える。なかなかな値動き。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。週を通じて4.73円から4.85円台まで上昇。
- TRY/USD・・・週を通じてレンジ相場
- 米短期・長期金利・・・レンジ相場。逆イールド解消の動き見えず。
- IMM投機筋ポジション・・・先週からの円売りの動きが継続。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
4月に入ってからのドル円の上昇の流れが、今週にはいって極端に増し、ついに158円台まで上昇。IMMの動きを見ても円売りのポジションが積み上がっているように見える。
ここまで積み上がると、動きが逆転したときの反動も相当なものになるはずだけれど、さてどうなるか。
トルコリラは、今週は無風。トルコリラ/ドルもレンジ相場。
気になるのは4月に入ってトルコリラの建玉数量が減り続けていること。ここしばらくTRY/円はレンジ相場なので、買いポジションがクローズされているとは思えず、だとすると売りポジションを持っていた人たちが、レンジ相場の間に膨らんだスワップ損益に耐えかねてポジションを閉じている、ということだろうか。

だとすると、TRYが下落している時期に増えた建玉数量が売りポジションだったのかもしれない。ただ今はドル円の方の円売りが膨らんでいる最中。やはりTRY/JPYを買える状況とは思えない。
さて、来週から日本はGW期間に入る。取引が手薄なタイミングでは投機筋による仕掛けにより波乱が起きる場合があるけど、今年はどうなるか。
エントリのタイミングは「トルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミング」(7月以降に少し見直しをする予定)。取り急ぎ来週も来週も様子見とする。
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