一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- バイデン政権、中国EVなど主要分野に関税賦課の方向-関係者 ※【5/10】Bloomberg
- ウォール街、株価暴落へのヘッジ需要消失-落ち着き取り戻す ※【5/11】Bloomberg
- フォードがバッテリーの発注削減、EV1台当たりの損失10万ドル超に ※【5/11】Bloomberg
- 【米国市況】株騰勢に陰り、スタグフレーション懸念-ドル155円台後半 ※【5/11】Bloomberg
- 米コアCPIは半年ぶりに鈍化か、FRBの懸念和らげるには不十分 ※【5/12】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- 米長期債への投資意欲高まる、円は弱気な見方が大半ーBofA調査 ※【5/11】Bloomberg
- ボウマンFRB理事、米国債市場における流動性の重要性を強調 ※【5/11】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- ヘッジファンド、円ショート縮小-日本の通貨当局の介入可能性を意識 ※【5/11】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコ政府、オフショア通貨スワップの制限緩和を検討-関係者 ※【5/8】Bloomberg
現在のポジション
なし
一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週初の152円からじりじり上昇し、週末時点で155円台。先週の日銀介入を思われる値動きを警戒してレンジ相場かと思いきや、一方的な円安の展開だった。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・週を通じて徐々に上昇する展開。
- 米短期・長期金利・・・長短金利ともにレンジ相場。逆イールド解消の動き見えず。
- IMM投機筋ポジション・・・先週に引き続き円売りポジションが現状。円売りの動きはストップか。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に、危機の際に反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きいときはせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
ドル円については、先週の急落を取り戻す勢いで上昇。やっぱり金利差がある限りは円安の動きはどうしようもないのだと思う。
トルコリラは少し流れがわかったかな、と思えるような動きが見える。具体的にはTRY/JPYはもちろん、TRY/USDも徐々に上昇している。またトルコリラの建玉数量が急上昇している。

外為ドットコムの売買比率を見ると、トルコリラの新規取引のうち買い取引が99%のため、トルコリラの買い取引が増えているのだと思われる。
良くわかっていない日本人が買っているのかもしれないけれど、有識者が先行きを読んで買っている可能性もあり。実際に「トルコ政府、オフショア通貨スワップの制限緩和を検討」というニュースも報じられており、もうそろそろ買えるタイミングが近づいているのかもしれない。
エントリのタイミングについて、「トルコリラ/円の建玉が300,000を下回り、トルコリラ/ドルの下げの流れが落ち着いたタイミング」としていたけれど、少しずつ買い始めてもよい気がしてきた。購入するロットを最小限に抑えて、週に1回、今年いっぱいかけて徐々に買っていく計画で様子を見てみる。
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