2024/8/5週の振り返りと次週の取引計画

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 金融政策/為替・金利相場

日本 金融政策/為替・金利相場

その他 欧州、新興国

現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・週前半に142円まで下落するも、その後は上昇を続け、週後半では一時147円台を回復。今週はレンジ相場と言ってよいと思う。
  • TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
  • TRY/USD・・・週中盤まで下落し続け、その後はレンジ相場。
  • 米短期・長期金利・・・長短ともにドル円と同じような動きをして週の後半は少し上昇。逆イールドは解消せず。木曜日時点でほぼ同じ金利まで近づき解消するかと思ったけど、また短期金利が上昇して結局逆イールドは解消しなかった。
  • IMM投機筋ポジション・・・ほぼ円の売りポジションは解消。フラットな状態に。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

先週の日銀の金利引き上げ発表と米雇用統計・失業率の悪化によるドル円下落の流れは、今週前半まで続いたものの、週中盤からは落ち着き後半にかけてドル円は上昇する流れとなった。IMM結果を見ても急激に円の売りポジションが解消されほぼフラットな状態までポジションが巻き戻されたことがわかる。逆に8/6のIMMのポジション状況の発表によりほぼフラット、つまり円の売りポジションがフラットな状態まで巻き戻されたことを確認できたためか、その後はドル円は反転上昇したと思われる。

TRY/JPYについても、急激にトルコリラの買いポジションが解消されたことがわかる。今年7月以降に積み上がったポジションはほぼロスカットなりで解消したのだと思う。まぁ積み上がりすぎだよね。

され今後どうなるかだけど、まだ暴落と言っていいレベルの下げではないと思うんだよね。これでも8年くらいFXに携わっているけど、暴落のときはもう少し過熱感がある印象がある。
だけど、そもそも今回のドル円の下落は、暴落の理由としては弱い印象。なので今回の暴落もそろそろ落ち着いて反転上昇するかもしれない。だとすると、今週からドル円、ドルコリラの反転上昇が続くか、今週(8/12週)投機筋によるロスカット狩りにより暴落が引き起こされ、来週から上昇していくか、そのどちらかかな。

現在のポジションについて、ドル円の売りポジションを追加してみたけど、IMMの結果を考慮せずになんとなく持ってしまったポジションなので、さっさと解消してしまった方が良い気がしてきた。明日朝一に解消しておくかな。あと、もし今週暴落が起きるとしたらTRY/JPYは3.9~3.7辺りまでは下落してしまうのではと思っている。

トルコリラの買いポジションが相当な量溜まっているので、ロスカット狩りは250,000辺りまで建玉がなくなるまで続くかなと。そうするとまだまだ下落の余地はありそう。8月のお盆は要注意。もしそこでロスカットの連鎖=暴落が起きなかったら、11月中旬以降~1月などの無風シーズンが危険、という想定で、まず今週は注視の週とする。

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