2024/8/19週の振り返りと次週の取引計画

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 金融政策/為替・金利相場

日本 金融政策/為替・金利相場

その他 欧州、新興国

現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・148円台で始まるも、週後半のFRB議長の講演に向けて徐々に下落。議長の講演で9月の利下げに前向きなことがわかると急落し、週末時点で144円台まで下落して終了。
  • TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
  • TRY/USD・・・週を通じて下落するながれ。0.02925→0.02904まで下落。
  • 米短期・長期金利・・・長短ともにドル円と同じような動き。逆イールドは解消せず。
  • IMM投機筋ポジション・・・先週の円買いポジションが増加したままの状態を維持。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

今週は金曜日のFRB議長の講演に向けて、ドル円は下落する流れとなった。パウエルさんの講演を受け、市場は9月の利下げを織り込み始めたよう。そこまで急に利下げをするとは思えないけど、イスラエルとヒズボラの戦争がはじまりそうなこともあり、何がきっかけでドル円が急落するかは読みにくい状況。ここ数年で、少しドル円が積み上がりすぎたからね。巻き戻されるときはどうしても急激な動きになりやすいと思う。

TRY/JPYについては、ドル円とほぼ同じ動き。TRY/USDを見ると先週から引き続きトルコリラが下落し続けていることがわかる。中東情勢が悪化していることも関係あるのかもしれない。なおトルコリラの買いポジションは微増している。

またトルコリラ/円の買いポジションが増えていけば、ロスカット狩りの動きが出るかもなので、やっぱりトルコリラを買い進めるのは難しい状況。ポジションは増やしも減らしもせずに、様子見を続けていきたいと思う。

以前から書いているとおり、トルコリラの買いポジションが相当な量溜まっているので、どこかでロスカット狩りが実行されて250,000辺りまで建玉がなくなるまで続くかなと予想している。9月のFOMC金融政策決定会合での利下げ発表のタイミングか、11月中旬以降~1月などの無風シーズンが危険、という想定で、今週も様子見とする予定。

コメント