2024/9/2週の振り返りと次週の取引計画

為替相場

一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画

一週間の相場の動き

USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事

米国 経済

米国 金融政策/為替・金利相場

日本 金融政策/為替・金利相場

その他 欧州、新興国

現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)

  • USD/JPY・・・週初は147円台で始まったものの、週末にかけての失業率や米雇用統計の発表等のイベントをこなして一時142円台まで下落。経済指標は、雇用統計が予想よりも下落したものの、そこまで悪化しているようには見えない。
  • TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
  • TRY/USD・・・じわじわ上がっているように見える。
  • 米短期・長期金利・・・ついに逆イールド解消。解消するときはあっという間だね。逆イールド解消したということは、今後の米国経済が悪化していくと予想している投資家が多くなってきたということを示している。
  • IMM投機筋ポジション・・・円買いポジションが増えてきている。今後どうなっていくか。

長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し

2023年の相場からの教訓

 金利差拡大に沿ったポジション
    ・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
       金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
       ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
       損切ラインはある程度(約50pips)広く。
       ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
 金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
    ・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。

  • いつ頃本格的にリセッションとなるか
    ・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
    ・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。
  • リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
    ・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
    ・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。
  • 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
    ・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
    ・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。

次週の取引計画について

今週は失業率や米雇用統計の発表があったけれど、あまりよくないながらも急激な悪化はないよう。ドル円は週初の147円台から徐々に下落し、142円台で週末を迎える結果となった。

個人的に今週一番大きな話題は、米国の金利(2年と10年)の逆イールドが解消したこと。市場がだいぶ米国の利下げを織り込んだ結果だし、今後は徐々に米国の景気が悪化していくことを予見している動きと思われる。過去の例だとこの後1年以内ぐらいを目途に何らかの危機とかショックが起きて為替や株価が大きく変動することになるのだけれど、昔と違ってバーゼル3みたいな金融機関強靱化の制度とかもあって金融危機まで発展するかは未知数。いずれにせよドル円にしろ株にしろ転換点を迎えたのは間違いない。

なので、小ロットではあるけれどドル円の売りポジションを増やしている。来週中に半分程度まで減らす予定だけど、利益が出るかは未知数。

TRY/JPYについては、ドル円とほぼ同じ動き。なおTRY/USDが上昇に転じたように見えるのが気になる。数週間は様子見かな。そのたトルコリラ円の建玉数量が、今週は若干増えた。トルコリラ円もドル円に引きずられて下落しているはずだけど、買う要素あったかな。

トルコリラ円のポジションは未だかつてないほど溜まっている状況。小さく増やしはするけど、基本は様子見姿勢を続けようと思う。

以前から書いているとおり、トルコリラの買いポジションが相当な量溜まっているので、どこかでロスカット狩りが実行されて250,000辺りまで建玉がなくなるまで続くかなと予想している。9月のFOMC金融政策決定会合での利下げ発表のタイミングか、11月中旬以降~1月などの無風シーズンが危険、という想定で、今週も基本的には様子見とする予定。

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