USD/JPYの相場に影響を与えそうな、指標やニュースの記事、雑記をメモ。
米国の各指標

USD/JPYの状況
USD/JPY 15分足

USD/JPY 日足

米国債の状況
米国債(2年)利回り

米国債(10年)利回り

前回からの変動
2年 ・・・4.744→4.722に下落
10年・・・3.746→3.717に下落
IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション
基準日 | 投機筋ポジション (円買い) | 投機筋ポジション (円売り) | NETポジション |
---|---|---|---|
2023/5/16 | 29,494 | 94,285 | -64,791 |
2023/5/23 | 36,760 | 117,420 | -80,660 |
2023/5/30 | 40,738 | 136,929 | -96,193 |
2023/6/6 | 34,151 | 138,968 | -104,817 |
2023/6/13 | 37,088 | 141,064 | -103,976 |
IMMの表からわかること
- 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
- 6/13時点で前週に比べ逆張りによる円買いポジションの増加が見られる。
その他(本日のニュース記事等)
Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)
- 円は昨年11月来の対ドル安値を更新、一時143円台半ば-内外政策格差
メモ:日本円と他国通貨の圧倒的金利差により今後2,3か月は円安が続く見込み
USD/JPYへの影響:円売り。金利差という大きな流れには勝てない。 - パウエル議長、年内1回か2回の追加利上げ必要も-上院証言
メモ:パウエル議長が、インフレ率を2%に回帰させることが米経済の長期的な健全性を支援する上で不可欠であり、追加であと2回利上げの可能性があるという見解を示した
USD/JPYへの影響:円売り。 - 世界的なインフレ警戒、利上げ相次ぐ長い夏の予兆か-見通し反転
メモ:米国、英国、スイス、ノルウェーと、各国で追加利上げや利上げの示唆があり、金融緩和の兆しなし。
USD/JPYへの影響:円売り。金利差から円売り他国通貨買いが予想される。 - ユーロ圏経済活動、6月にほぼ勢い失速-総合PMIが予想下回る
メモ:欧州の景気回復が終わりを迎えた可能性が高い。
USD/JPYへの影響:フラット。どちらかというと円買いにつながるニュースだけど、EUR/JPYが下落してもEUR/USDが下落したらUSD/JPYとしてはフラットになると想定。 - 5月全国消費者物価3.2%上昇、食料・宿泊料など幅広く値上がり
メモ:5月全国消費者物価(前年同月比)は3.2%上昇。物価上昇は順調。
USD/JPYへの影響:円買い。可能性は低いが7月の日銀政策決定会合でのYCC見直しが期待できるか。
コメントと今後の予想
昨日もUSD/JPYの逆流は起きず、むしろ米国の追加利上げ示唆、英国の大幅利上げ、スイスの利上げを受け、円が全面的に売られた結果、USD/JPYは143.30付近まで上昇。
結果、私のポジションもめでたくロスカット。また損を膨らませてしまった。
昨日、あれだけ景気後退懸念のニュースが乱舞していたので、間違いなく円買いの流れになる気分になっていたけれど、そういう時ほど逆の動きをするんだよね。
今日は逆に景気後退懸念や円買いに繋がりそうなニュースは多くない。
6月末までUSD/JPYの暴落がなかった場合、ポジションメイクしない期間を設ける予定だけど、はたして私の投資余力は残るのだろうか。。
現在のポジションとポジションメイクの理由
現在のポジション

ポジションメイクの理由
取り急ぎ6月中は、USD/JPYの上昇しきったところで再度ショートポジションをとる動きを繰り返すことにする。
理由は以下のとおり。その他ニュース記事等もショートポジションをメイクする理由の一つ。近々下落相場に入るとは思うんだけれど、それがいつになるのかが読めず、とにかく上がったとこでショートするしかない。
- 米国や欧州、中国の景気の減速が徐々に進行
- IMM投機筋が積み上げているJPYショートの巻き戻し
(6/13の雑記のIMM投機筋ポジション参照) - ヘッジファンドの米国債のショートの巻き戻しを期待(※2)
※2 Bloombergの6/12の記事より
「ヘッジファンドの債券弱気派、米国債のショートポジション拡大続ける」
コメント