一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米雇用者数の伸び、9月は全予想上回る-失業率は4.1%に低下 ※【10/4】Bloomberg
- 「本塁打」級の米雇用統計、FRBの肩の荷軽減-労働市場の懸念後退 ※【10/5】Bloomberg
- 米利下げキャンペーン、年内は終了も-力強い雇用統計受けヤルデニ氏 ※【10/5】Bloomberg
- 【米国市況】株と利回り上昇、市場は利下げ予想を修正-148円台後半 ※【10/5】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- 11月の米利下げ、50bpの織り込みゼロに-雇用統計受け米利回り急伸 ※【10/4】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- なし
その他 欧州、新興国
- トルコ中銀、緩和開始にはインフレで進展必要-「まだ距離ある」と総裁 ※【10/4】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週を通じて上昇を続け、米雇用統計の結果が予想を大きく超えたことで急伸。週末には148円台まで上昇。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
- TRY/USD・・・今週もひたすら下落の流れ。一時上昇の流れになった時があったものの、すぐに下落の流れに戻る。週末時点で0.028台まで下落。
- 米短期・長期金利・・・米雇用統計の結果が予想を上回ったことで利下げの流れは緩やかと見る向きが増えたと思われ、長期金利と短期金利はほぼほぼ同じ水準まで縮まった。もしかしたら来週あたりにまた逆イールドの状態に戻るかもしれない。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いのポジションが少し減ったよう。さてこれからどうなるか。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週はドル円上昇が続く一週間となった。特に週後半の雇用統計の結果が予想を大きく上回ったことで、週末時点で148円台まで上昇。週前半の142円台から6円上昇するなかなか大きな値動きとなった。
トルコは中銀が利下げを急がないという発言を行った、というくらいしか特に動きなし。ただなぜか今週に入ってトルコリラの買いポジションが少し解消されたよう。

このタイミングで建玉数量が減少するってのは、米雇用統計の結果を受けてなのかもしれない。要はトルコリラみたいなリスク通貨に関わらなくてもドル円が上がるならそれ買っとけば安心なわけで、お金を移動させた人がある程度いたのだと思う。
以前から書いているとおり、トルコリラの買いポジションが相当な量溜まっているので、どこかでロスカット狩りが実行されて250,000辺りまで建玉がなくなるまで続くかなと予想している。今年後半、恐らく11~12月頃にトルコ中銀が政策金利の引き下げを行う見込みで、その前後で暴落が発生するのでは、と想定している。ただ米利下げが進まなそうな気がしてきたので、来年8月とかそういうタイミングでの下落になるかもしれない。別に急いで投資する理由もないので、基本的には様子見とする予定。
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