一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米消費者マインド、6カ月ぶり高水準-借り入れコスト低下が寄与 ※【10/25】Bloomberg
- 米成長率と消費支出の予想引き上げ、来年にかけて-エコノミスト調査 ※【10/26】Bloomberg
- 【米国市況】S&P500は銀行株主導で失速、ドル上昇152円台前半 ※【10/26】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- なし
日本 金融政策/為替・金利相場
- 来週の円相場は荒い動き、衆院選後の不確実性警戒-米大統領選も迫る ※【10/25】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコ、国営軍事産業施設で「テロ」、4人が死亡-犯行声明なし ※【10/24】Bloomberg
- ウクライナ支援合意、「G7の断固たる姿勢示せた」と加藤財務相 ※【10/26】Bloomberg
- イスラエル、イランの軍事標的を空爆-報復攻撃の連鎖で対立拡大 ※【10/26】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週を通じて上昇の流れ。一時153円まで上昇してその後152円台まで失速。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
- TRY/USD・・・徐々に下落。
- 米短期・長期金利・・・2年金利10年金利ともに上昇。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いポジションはほぼ解消される。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週はドル円が上昇。一時153円まで上昇し、週末時点で152円台となった。
トルコリラの買いポジションは、今週一週間は解消される動きとなった。ポジションの増減をみると、買いポジションの決済と合わせて新規売りポジションの作成もされているよう。何らかの理由でトルコリラが下落することを予想する人が多いよう。私もそう思う。

先週も書いたようにFRBは利下げを急がないようで、日銀も今月の利上げを見送るような発言を行っている。USD/JPYはしばらく上昇の流れが継続すると思われるが、来週は米大統領選挙の1週間前の週にあたるため、大きな動きはなくレンジ相場になると想定。その後の11/5米大統領選挙もどんな動きになるか予想しにくい。
トルコリラの買いポジションが溜まっている状況は継続。ロスカット狩り待ちの状況は変わらず。TRYを買うとしたら暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングと考えているけれど、もしかしたら2025年後半とかまだまだ先のことなのかもしれない。直近だと、米大統領選挙が終わって相場参加者が油断しそうな11~12月頃が危ないと考えている。同時期にトルコ中銀が政策金利の引き下げを行うと想定し見込みで、その前後で暴落が発生するのではと想定している。長期投資の計画なので、しばらくは様子見。
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