一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)
※11/19以降更新なし
一週間のニュース記事
米国 経済
- 【米国市況】円買われ一時149円47銭、日銀総裁発言後に加速-株最高値 ※【11/30】Bloomberg
- 11月米雇用は20万人増か、ハリケーンやストの影響から回復-6日発表 ※【12/1】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- 【コラム】ベッセント氏に市場が期待する理由、幸運を祈る-ダドリー ※【11/28】Bloomberg
- トランプ氏の新たな関税推進、経済に何を意味するか-QuickTake ※【11/29】Bloomberg
- トランプ氏、BRICS諸国に100%関税も辞さず-脱ドル推進なら ※【12/1】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 日本企業の大型起債が続出、日銀早期利上げ見越す-KDDIなど ※【11/29】Bloomberg
- 植田日銀総裁、利上げは賃金と米国見極め・データ想定通り-日経 ※【11/30】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコ経済、7~9月にリセッション入り-高金利で工業生産低迷 ※【11/29】Bloomberg
- メキシコ大統領、関税回避へ米国と合意できると確信-対応策は準備 ※【11/30】Bloomberg
- ロシア中銀、ルーブル安定に向けた緊急対策必要ない-現行措置で十分 ※【11/30】Bloomberg
- ゼレンスキー氏、NATOが安全保障なら停戦も-占領地奪還は外交で ※【11/30】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週初の154円台後半から下落を続け、週末時点で149円台後半まで下落した。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
- TRY/USD・・・徐々に下落。ドル円が下落しているからのトルコリラの下落なので、トルコリラはだいぶまずい状況なのではと感じる。
- 米短期・長期金利・・・2年金利10年金利ともに下落。
- IMM投機筋ポジション・・・今週は発表なし。先週も発表がなかったため、2週間の間発表がなく、IMM投機筋の動きが読めない。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
先週は週を通じてドル円が下落。個人的な見解としては、米国の感謝祭前だったのでポジション解消によりドル円の買いポジションが解消されたところに、投機筋がストップロス狙いの揺さぶりと売り仕掛けが合わさった結果、このような下落相場となったように思う。
先週仕込んだドル円の売りポジションは、大きく利益を出してくれた。週末時点では売りポジションは全て決済して、金曜日の早朝にドル円が149.50近辺で反発したところを今度は買いポジションで拾っている状況。
先週話題となウクライナ情勢について、ゼレンスキー大統領が停戦に向けての条件を開示するなど、今後は落ち着いていくのだと思われる状況となっている。イスラエルとレバノン(ヒズボラ?)との戦争も停戦も、今のところ守られておりいったん火種は小さくなっている認識。リスクオフの要因が減ってきていることから、残るリスクオフ要因はトランプ大統領の政策くらいになってきた。
トランプ大統領の政策で大きなものは、やはり関税政策。メキシコの関税20%はひどいよね、トヨタとかアメリカ輸出用にメキシコに工場作ったのに、今後どうするんだろ。あとBRICS諸国に関税100%皆いたこと言っているけど、やっぱドル使わずに原油とかの貿易されるのは我慢ならないみたいだね。
今のところ、為替へ影響しそうなトランプ大統領の政策としては関税が主だと思う。ドルの価値や基軸通貨としての立ち位置はそのままに、アメリカ内での地産地消を促して経済を活性化させようって雰囲気だよね。あと過去のFRBへの発言を見ているとあと金利は高いままだと困るので、下がってほしいと思っていそう。なのでトランプさんの任期中の4年間に起こりそうなのは、ドル円はレンジ相場が徐々に下落かな。ただ直近に関しては、金利差がありすぎて売りポジション持っていると損益膨らむばかりなので、上下運動を繰り返しながらじわじわ下落しつつ、金利差が縮まってくるの待つ感じになりそうかな。取り急ぎ今の買いポジションは、急落しすぎなところを拾っただけなのでお遊び程度として考えるようにする。たぶん週の中盤までは上昇して、12/5(木)のISM非製造業景気指数とか12/6(金)の雇用統計を前に下落していく流れになるか、来週も下落相場のままで週の中盤に上昇相場に転換するかの2択かなと思う。
トルコリラは、高金利のせいで7月~9月はリセッション入りしたそう。そりゃこれだけ金利高いと、ローンで事業の運転資金を回すとかできないのでは?思う。私はしがないサラリーマンなので、想像は難しいのだけど、どんどん価値がなくなるお金で日々暮らすのってどうしたらいいんだろうね。手元に資金を置いとくとリスクでしかないから、すぐ使っちゃうか何かにすぐ変えるかする必要あるわけだけど、そんな生活想像できないなぁ。

そんな価値がなくなり続けているトルコリラの買いポジションは、相変わらず上昇中。すごいね、怖くないのかな。引き続きロスカット狩りによる暴落待ちの状況は変わらず。TRYを買うとしたら暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングと考えているけれど、2025年後半とかまだまだ先のことなのかもしれないので、相変わらず様子見姿勢を続けている。直近だと、12月~1月の相場が薄くなったタイミングかな。
コメント