2023/6/24 為替相場 雑記

為替相場

USD/JPYの相場に影響を与えそうな、指標やニュースの記事、雑記をメモ。

米国の各指標

USD/JPYの状況

USD/JPY 15分足

USD/JPY 日足

米国債の状況

米国債(2年)利回り

米国債(10年)利回り

前回からの変動
 2年 ・・・4.722→に4.748に上昇
 10年・・・3.717→3.737に上昇

IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション

基準日投機筋ポジション
(円買い)
投機筋ポジション
(円売り)
NETポジション
2023/5/1629,49494,285-64,791
2023/5/2336,760117,420-80,660
2023/5/3040,738136,929-96,193
2023/6/634,151138,968-104,817
2023/6/1337,088141,064-103,976
2023/6/2032,244139,900-107,656
単位:枚

IMMの表からわかること

  • 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
  • 6/13→6/20の一週間で円買いも円売りも微減。ということはポジション解消が進み始めたということ。この動きは6月末にかけて進むと予想。

その他(本日のニュース記事等)

Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)

コメントと今後の予想

昨日6/23もUSD/JPYの逆流は起きず、米国の追加利上げ示唆によるドル買い円売りが優勢となった。結果としてUSD/JPYは143.80円台まで上昇。

6/23は日本の5月の全国消費者物価指数(CPI、生成食料品・エネルギー除く)[前年同月比]が予想4.2%に対して4.3%に上昇したことで、多少円買いが進んだ。その後、イギリスの小売売上高の指標が微減(予想に対しては微増)、ドイツの製造業購買担当者景気指数(6月)が予想よりも悪化(予想43.5に対し41.0)、欧州の製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)(6月)も悪化(予想44.8に対し43.6)。さらに米国の製造業購買担当者景気指数も大幅に悪化した(本日の雑記の「米国の指標」を参照)。

にもかかわらずUSD/JPYがこれだけ大きく上昇するのは、やはり金利差の魅力は強いということだろう。もちろん、昨日の私のポジションもめでたくロスカット。また損を膨らませてしまった。

そろそろ6月末になるけれど、それまでに私の投資余力がすっからかんになるのが怖い。。

現在のポジションとポジションメイクの理由

現在のポジション

しょうこりもなく高値圏でポジションメイク。

ポジションメイクの理由

取り急ぎ6月中は、USD/JPYの上昇しきったところで再度ショートポジションをとる動きを繰り返すことにする。

理由は以下のとおり。近々下落相場に入るとは思うんだけれど、それがいつになるのかが読めず、とにかく上がったとこでショートするしかない。直近だと6月末までの次週1週間が最も確率が高いと想定。一方で7月に入った場合には長期戦になると想定されるため、ポジションは解消して様子見をする予定。

  • 米国や欧州、中国の景気の減速が徐々に進行
  • IMM投機筋が積み上げているJPYショートの巻き戻し
    (6/13の雑記のIMM投機筋ポジション参照)
  • ヘッジファンドの米国債のショートの巻き戻しを期待(※2)

※2 Bloombergの6/12の記事より
  「ヘッジファンドの債券弱気派、米国債のショートポジション拡大続ける」

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