一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米雇用者の伸び回復、ハリケーンとストで急減速後-失業率は上昇 ※【12/6】Bloomberg
- 12月の米利下げ観測強まる、確率約80%に-雇用統計で失業率が上昇 ※【12/6】Bloomberg
- 米消費者マインド指数、4月以来の高水準-インフレ期待も上昇 ※【12/7】Bloomberg
- 【米国市況】S&P500上昇、雇用統計が支援-円は一時149円台前半 ※【12/7】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- 米金融システム、商業用不動産や暗号資産のリスクに直面-イエレン氏 ※【12/6】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- なし
その他 欧州、新興国
- なし
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・今週は150円を中心としたレンジ相場となった。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
- TRY/USD・・・徐々に下落。安定して下落し続けている。
- 米短期・長期金利・・・2年金利10年金利ともに下落。
- IMM投機筋ポジション・・・円の売りポジションがほぼ解消。一気に2週分発表されたように見える。解せない、先週発表されていなかったはずなんだけど。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
金利差拡大に沿ったポジション
・・・ポジションを持ったらガチホも辞さず。
金利差拡大に沿っていたとしても短期的には流れが反転した場面で負ける場合もある。
ポジションを抑えて損切りラインを決め、それを超えたらおとなしく損失確定。
損切ラインはある程度(約50pips)広く。
ポジションを抑えていれば損切りも怖くない。
金利差拡大に沿わない調整による反転狙いのポジション
・・・利益が出たらすぐ利確。長くても一週間は保有しない。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
・金融危機は政策金利の上昇が止まってから数カ月~数年しないと起きないか。過去のチャートを見ると政策金利の上昇が止まった後に起きているように見える。
・ただし今回の利上げは1988年以来の急激な利上げなため、金利引き下げを開始してから起きる可能性もあるか。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
・その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
・必ず円が上昇するわけでなく、直前で上昇していた場合に危機が起きたときに反転下落する。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
・金利差が大きい時はせいぜい1カ月で反転する。
・金利差が縮小する見込みがあるのであれば1年以上かかることも。
次週の取引計画について
今週は米雇用統計の発表があったくらいで、大きなニュースは無し。雇用統計は予想20万人にたいして22.7万人だったことで、市場が利下げの確率が高まった判断して瞬間的に1円近く下げて149.5円近辺までドルが下落。その後反転上昇して週末時点では150円ちょうどで終了。
先週末に予想した値動きとしては、週中盤までドル円が上昇してその後下落かレンジ相場というものだったけれど、実際には週前半から後半にかけて150円を中心としたレンジ相場だった。
値動きは大きかったので、下がったところで買って上がったところで売るってのを雰囲気読みながら取引することで、多少利益は出た。けど何とかプラスに持って行けたレベルで微妙な結果。やっぱ為替は博打だよね。
ウクライナ情勢やパレスチナ問題に注目していたら、今週はシリアのアサド政権が崩壊したとのニュースが報道された。ロシアが弱体化したことで後ろ盾を失ったアサド政権が弱体化したことによるものだそう。ちなみにトルコは反体制派を支援しており、裏で結構動いていたよう。トルコの存在感が増すことになるかもね。
なおトルコリラは、相変わらず対ドル・円両方で下落。でもトルコリラの建て玉数量は上昇。たださすがに買いばかりではなく、損切の売りも増えてきたようで、週を通じてなんとか買いポジションの増え方の方が多いかな、というレベル。下のグラフは買いと売りのポジション増加の合算だからその辺がわかりずらいのよね。

先週に引き続き、じわじわトルコリラが下がり続けている情報は続いている。この調子で下がり続けると今年8月の最安値を下回るかもね、そろそろロスカットのドミノが始まるんじゃないかな。やっぱ12月後半~1月上旬が山場になるかもしれない。まぁでも下がりきるまではとても買える状況ではなさそう。
来週も引き続きロスカット狩りによる暴落待ち。TRYを買うとしたら暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングと考えているけれど、2025年後半とかまだまだ先のことなのかもしれないので、相変わらず様子見姿勢を続けている。上で書いた通り直近だと、12月~1月の相場が薄くなったタイミングがエントリポイントかな。
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