一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米PCEコア価格指数、11月は前年同月比2.8%上昇-予想2.9%上昇 ※【12/20】Bloomberg
- 米PCEコア価格指数、5月以来の低い上昇率-広範に伸び減速 ※【12/20】Bloomberg
- 移民急増がけん引、米国の2024年人口増加率は01年以来最大 ※【12/20】Bloomberg
- 【米国市況】株上昇、インフレ抑制で-ドルは対円で一時156円割れ ※【12/21】Bloomberg
- ミシガン大消費者マインド、5カ月連続改善-1年先インフレ期待上昇 ※【12/21】Bloomberg
- トランプ氏、EUに圧力-米国産石油・ガス購入増やさなければ関税 ※【12/21】Bloomberg
- 米設備投資、2025年の急増は期待できず-トランプ氏政策が不透明で ※【12/22】Bloomberg
米国 金融政策/為替・金利相場
- タカ派のFOMC、インフレと不確実性が鍵-4連銀総裁が相次ぎ発言 ※【12/20】Bloomberg
- 投資家リスク選好に「突然の動揺」、FRBの姿勢シフトで-BofA ※【12/21】Bloomberg
- シカゴ連銀総裁、25年利下げは従来予想より小幅に-中立金利ほど遠い ※【12/21】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 円が対ドルで上げ幅拡大、1ドル=156円台半ば-PCE統計発表後 ※【12/20】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トランプ氏がトルコに期待、シリア復興で重要な役割を果たすだろう ※【12/17】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・今週もドル円はほぼ一方的な上昇。木曜日の早朝にFOMCの利下げ発表があるもここに来てタカ派的な発言だったことと、同日昼に日銀の金融政策決定会合の結果発表があり、金利据え置きとなったことを受け、木曜日から金曜日の昼にかけて、一方的な上昇相場となった。結果、週初の154円台から一時157円台後半まで上昇。週末時点では156円台中盤で終了となった。
- TRY/JPY・・・ドル円とほぼ同じ動き。
- TRY/USD・・・一方的に下落。下げ止まる気配は、相変わらずない。
- 米短期・長期金利・・・2年金利10年金利ともに上昇。
- IMM投機筋ポジション・・・ほぼポジションが解消され、フラットとなった。
長期的な投資の方針(おまじない) ※週次で見直し
2023年の相場からの教訓
※米国の金融政策の成功とトランプ大統領の当選によって、リセッションをトリガに何かするというよりもトランプ大統領の方針に沿ってトレードした方が良いと判断。
今週をもって、当該教訓の欄は削除しようと思う。
次週の取引計画について
先週はFOMCのタカ派は発言と、日銀の金融政策決定会合の金利据え置き発表により、短期間で一方的な上昇相場となり、154円台だったドル円は157円台まで上昇した。さすがに上昇しすぎだったのか週末時点では156円台中盤まで下落したけれど、しばらくはドル円は上昇しそうな予感がする。
なおポジションとしてはドル円が上昇しきったところで売りポジションをいくつか入れた。多少の利益は出たけれど、金利差を意識した順張りではないので、早めに利確した方がよさそうだね。
ドル円の今後だけど、FOMCと日銀の金融政策がしばらく停滞しそうなので、金利差だけで見ればドル円の下落は数年後までかけて、とかそういったレベルになりそう。
ただ、それを覆しそうなのがトランプ大統領の金融政策。トランプ大統領は米国内の製造業の復活を望んでいるため、ドルは弱い方が良いと昔から発言している。今のところ主な政策は関税政策だけで具体的なドル安政策はないので、今のところドル安になるかと聞かれればならなそう、という見解。ただ関税をかけてもそれ以上にドルが高くなってしまえば関税の意味もなくなるので、ドル安を望むというよりは、関税政策の意味がなくならないよう、ドルの水準を一定にキープするような政策や大統領令の発表はあるかもしれない。
ニュースサイトや過激なyoutube動画を見ると、第二のプラザ合意があるのでは?みたいな記事がよく出てくるけど、個人的には眉唾かな。ドルが安くなると米国民の生活必需品にも上昇圧力が加わって生活苦しくなるだろうし。
とはいえ、もしプラザ合意に似た政策の発表があれば、おそらく数十年に1回レベルの大相場になるだろうから、そうなったときに直ぐに大金をぶっ込めるように、余剰資金の整理と準備だけはしておこうと思う。
トルコリラは、相変わらず対ドルでは下落。なんかもう目をつぶってても今週も下落ですねって言えそうなくらい、毎週安定して下落している。

さすがにトルコリラロングを持つのが怖くなったのか、今週は少しトルコリラ建てポジションが解消したよう。年末が近くなったので、ポジション調整の面もあるかもね。
今後もしばらくロスカット狩りによる暴落待ちになりそう。今年から来年にかけての9連休で投機筋の売り仕掛けがあるかなぁ?可能性としてはどちらかというとドル円の買い仕掛けの方がありそう。
TRYを買うとしたら暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングで、あとは対米ドルで上昇し始めてから。引き続き様子見は続ける予定。12月~1月の相場が薄くなったタイミングで暴落って予想していた件もだいぶ怪しくなってきたけど、注視はしようと思っている。
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