一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米小売売上高、1月は約2年ぶりの大幅減-幅広い分野で落ち込む ※【2/14】Bloomberg
- 米鉱工業生産指数、1月は前月比0.5%上昇-市場予想を上回る ※【2/14】Bloomberg
- 米インフレ加速、関税引き下げにつながる可能性も-BofAが指摘 ※【2/14】Bloomberg
- 【米国市況】国債続伸、弱い指標で利下げ観測強まる-ドル152円前半 ※【2/15】Bloomberg
米国 政策/為替・金利相場
- トランプ米大統領、自動車への新たな関税導入へ-4月2日ごろ ※【2/15】Bloomberg
- トランプ氏「相互関税」世界が身構え、貿易の新局面へ-個別交渉に軸 ※【2/15】Bloomberg
- 米、ウクライナのレアアース鉱物の50%所有目指す-NBC ※【2/15】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 岩屋外相、米ルビオ国務長官に「相互関税」の日本除外求める ※【2/15】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- 中国への直接投資、過去最大の流出超-貿易戦争でさらに悪化の可能性 ※【2/15】Bloomberg
現在のポジション

一週間の振り返り(コメント)
- USD/JPY・・・週初の151円台からジワジワ上昇し、2/12に入って上昇の勢いが増すと2/12夜の米消費者物価指数が予想よりも良かったことを受け急上昇し一時154円台後半と先週前半の水準まで戻す展開に。ただその後は上昇の勢いは続かずじりじりと下げ、2/14には152円近辺まで下落。結局週を通じてみるとレンジ相場もしくは3円近い行ってこい相場となった。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・安定の下落相場。
- 米短期・長期金利・・・2年・10年ともにドル円と同様に2/12にかけて上昇し、その後は下落。週を通じてみると、週初よりも0.02~0.03程度下げて終わる。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いに傾く。
次週の取引計画について
今週のドル円は週前半は2/12~2/13めがけて上昇し、週後半は下落。週を通じてみると2~3円程度の行ってこい相場となった。2/12夜の消費者物価指数が予想よりも高かったことを受けて上昇って記事が多いけど、値動きをみると発表前から結構上がってるので実際には先週のドル円下落の反発もあると思われる。週後半の下げも、インフレ懸念って材料でドル円上昇ってシナリオに乗ってくる関係者が多くないと見るや、無理やり相場を上げてきた投機筋がポジション解消したのだと想定している。
ちなみにIMM投機筋ポジション情報を見ると、円買いに傾いてるんだよね。ドル円が大きく下げた2/3週の情報なので、今週がどうだったのかがわからないけど円買いポジションを膨らませた投機筋が2/10週にどういう動きをしたのかは気になるところ。
先週末時点で持っていたドル円の買いポジションは、結局そのまま持っている。CPIでインフレ期待が高まって154円台まで上昇した時に利確した方が良かったね。先週PPIの結果が悪かったことや関税適用の先延ばしを受けて、来週ドル円は下落するかもだし。ただPPIの結果は1月特有のものだし、関税も4月には適用されるわけだから、やっぱりドル円は5月頃めがけて最終的には上昇すると思うんだけどね。。IMM投機筋がどう動くか次第なので、こればっかりはわからん。
トルコリラは相変わらず対ドルで下落。対して、日本勢の買い増しの状況は変わらず。900,000まで上昇するのも時間の問題になってきたね。

アメリカの景気はだいぶ冷えてきているのだけど、インフレ高止まりで金利は高いまま。状況的には2007年のリーマンショック前に似てるけど、今回はトランプ大統領の政策に振り回されてるので先が全く読めない。
個人的な予想だけど、おそらく2025年5~6月頃まではこのままトランプ大統領の方針に振り回されて為替相場も150円台のレンジで推移。7~9月頃に米国経済が限界を迎えて何らかの危機もしくは経済指標の悪化を受けて政策金利の大幅引き下げを見込んだドルの急落が起こる気がする。その時は合わせてTRY/JPYも暴落して一気に建玉数量の解消も進むと予想。TRYを買うとしたら同暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングを狙う予定。引き続き様子見の状況が続く見込み。
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